2015年6月17日水曜日

KONICA MT-100 で撮る

このカメラも昨年秋ごろ108円でジャンク箱から見つけて買ってしまった。1990年製(?)のKONICA MT-100という、どってことないコンパクト黒プラカメ。だが、内臓フラッシュの下にボタンが縦に3つ並んでいるデザインが他にないユニークなものになっている所に惹かれた。それにファインダーがキレイ。しかもまだまだ使えるリチウム電池123Aが入っていた!

調べてみるとどうやら絞りはF8で固定らしい。オートフォーカスと書いてあるが、なんと2ステップw という割り切った機能のライトユーザー向け商品。調べてみてもこれでまだ写真を撮っている人はほとんどいない。ほとんどが通販やオークションサイトぐらい。ま、こんなカメラで喜んで写真を撮っている人は変わっている。フィルム確認窓の周囲のモルトだけは劣化していたので、厚めのフエルトをハサミでテキトーに切って張った。
このコロッとしたデザインが手にしっくりなじむ。それに動作が堅実。モーターの音も周波数が高く静かで、やはり自分が期待した通りの一定のクオリティを保っている。やはりKONICAのカメラはあなどれないと思った。前面にある緑のボタンは、一番上がセルフタイマー、2番目が夜景モードなのはイラストから分かる、だが、3番目は? 露出プラス補正ボタンかと思ったのだが、逆光で人の顔が暗くなるのを防ぐためのフラッシュ強制発行だと判明。

では昨年の紅葉シーズンに試写に連れていった結果。フジ業務用ISO100の24枚撮りをトイラボさんの現像とデータ化で
コニカのカメラにハズレなし。さすが90年代になってくると古いカメラのレンズとは違う。フィルムコンパクトはこのクラスで十分ってことが最近になってわかってきた。

4 件のコメント:

  1. ブロガーさんのフィルムコンパクトカメラ愛には脱帽です。以前KONICA BIG MINI を愛用していましたが、良く写る良いカメラでした。

    前にもここに書き込みましたが、KONICA はMINOLTA と合併した後、写真関連部門はSONY に事業譲渡されてしまい、今はiPhone やスマホのレンズユニットとして世界一の技術力を誇っています。

    子供の頃からカメラ好きでいろいろ触って来ましたが、今はデジタルカメラだけになっています。画質と手軽さではフィルムカメラに勝ち目は無いですが、1台だけでも手元に残しておけば良かったと後悔しています。



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  2. 先週もまた1台買ってしまいました。あと5台ぐらい記事にしたら、もう安くても買うのやめたい。置き場がないぐらい増えすぎたw 安いものはほしくなくても買ってしまうw
    BIG MINIは名機として今でも人気ですね。ジャンクであまり見かけないです。
    フィルムコンパクト、もう誰も使ってないとこが逆にいい!観光地でそんなカメラで撮ってるの自分だけ…って、心の中でドヤ顔w デジタルと違ってどんな写真撮ったのか忘れたころに見れるって意外にワクワクできる。たまにフィルムもいいですよ。もっと使ってくれないと製造と現像ができなくなる危機遺産。

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  3. 私も最近同じKonica MT-100を押入れの奥から見つけました。
    でもよく見たら巻き取りボタンがないのですが、枚数撮り終わったら自動で巻き取られるということですか?

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  4. その通り。フィルムを最後まで撮りきらないと巻き戻しが始まりません。

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