2015年5月28日木曜日

ペペ・ロメロのアランフェス

クラシック・ギター界の重鎮のひとりぺぺ・ロメロのCDを初めて買った。クラシックで最も知られたギター協奏曲、ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999)の「アランフェス協奏曲」と「ある貴紳のための幻想曲」のPHILIPS盤CD。そこに500円で売られていたので買って帰った。自分はこの2曲が昔から大好き。

ペペ・ロメロは1944年スペイン・マラガに生まれたクラシック・ギターの巨匠。セレドニオ・ロメロを父に持ち高名なギター一家に育つ。早くから国際的に活躍。多くの作曲家から曲を献呈されている。

アランフェス協奏曲、クラシック・ギターをやってる人に言わせると超絶に難しいらしい。ロドリーゴはギターを弾けたわけでないので、楽譜に「これ、どうやって演奏?」って疑問点が少なくないそうだ。

自分は今までイエペスとブリームの2枚だけ聴いて満足していた。バルエコ、ジョン・ウィリアムズはまだ聴いたことがない。初演者デラマーサのCDは見たこともない。セゴビアはこの曲を生涯一度も演奏しなかった。

ペペ・ロメロには1992年の同キャストによる録音もあって、そちらに人気が集まってるようだけど、このCDは1978年だからペペ33歳のときの演奏。もう圧倒的に完璧に上手い。爽やかにスペイン情緒も感じられる。

ある貴紳のための幻想曲はアランフェス以上に好き。17世紀のスペイン作曲家ガスパール・サンスによるギター教則本から6つの舞曲を選びオーケストラ伴奏つけて幻想曲に仕立てたもの。これもすごいメジャーな曲。高校のとき後輩でこの曲をずっと練習してた人がいた。それがクラシック・ギターってすげえなって思った最初。

PS. 参考画像:能年玲奈とクラシックギター。
能年が心配だ。周囲のちゃんとした大人が悪から守ってやってくれ。日本の芸能の世界は闇すぎる。芸能事務所が強すぎる。UEFAにおけるボスマン判決みたいな、本人の意思による自由な移籍の保障が必要じゃないのか。弁護士、がんばれ!

自分のこれまで見てきた感じだと、これは数年もめるかもしれない。能年が20代前半を棒に振るなどということがあってはならない。

3 件のコメント:

  1. 自分的には、アランフェスはやっぱりイエペスかな。村治香織も。

    ブロガーさんにだいぶ遅れましたが「動物の狩り方」観ました。心打たれました。ほんと最初から素晴らしい女優です。「怪盗ロワイヤル 第六話」もレンタルして観直し。ゲスト出演のこの1本、「カラスの親指」と外見は変わらないのに、なぜかセクシーでUP多くて嬉しいです。
     
    金欲しさに潰そうという意図がありありの記事を書く・・・まっとうな大人がすることじゃないですよ。もう、時代は変わったんだ。悪にへつらう癒着出版社のクソ記事には惑わされない。
    能年ちゃん、応援してるよ!!

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  2. 今年初めの安室さんの独立騒動を思い出します。
    「黒幕のプロモーターの言いなり」「お世話になった事務所なのに恩知らず」「芸能界追放」・・・今回と似たような内容で特定の週刊誌が一斉に中傷記事を書き立てました。TVが全く触れないところも同じ。
    結局、短期間でエイベックスに移籍。今のところ、心配されたほど状況に変化はないように見えます。
    能年ちゃんも、なんとか納まってほしいです。

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  3. 自分もイエペスが一番耳になじんでる。村治佳織がもう37歳だって知ってびっくり。クラシックの演奏家ってずっとジャケットの写真がイメージとして残るのでずっと若いままだと思ってることが多い。たぶん村治も1回ぐらい聴いたことあるかもしれないけど、どんな演奏だったかよく覚えていない。

    「動物の狩り方」は日本映画っぽいし欧州の匂いもする。「あまちゃん」でしか知らなかった能年の別の魅力を発見できる佳作だと信じてる。

    週刊ポストのレプロリーク記事は読んでて笑っちゃうぐらい酷い。至極まっとうな不満と抗議を伝えた能年を、強引に一方的に悪意でねじ曲げてる。世間に能年が悪いというイメージを広めるために書かせたのなら失敗なのでは?ポストもレプロにお付き合いで記事にしたけど、あえて下手に出たのかも。

    怪盗ロワイヤルに能年が出てたって知らなかった!DVDを探さなくては。

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