2015年4月18日土曜日

さよなら、YUI

正確に言うと、さよなら、ヨシオカ・ユイ

YUIには才能がなかった……。YUIを大きくする才能だけが。

一般の方?箱の中の人じゃなかったんかい!自分はそのへんのゴシップ記事はまったく見てなかったのでまったく知らなかった。YUIが結婚する日がくるとしたら、事前に何も交際の記事も噂も聞かないステルス婚になるだろうとは思ってたけど。

YUIが結婚で暖かい家庭の幸せを得るように願って祝福したい。YUIの幸せはいつも願っている。
自分は不安も感じてる。YUIが母親と同じようにならないかも心配だ。相手の男が見えない…。

自分のYUIファン人生で最良だと感じた瞬間が3つある。1.2011年の香港公演、2.2007年の武道館公演、3.2013年Japan Jamの開演前…、熱気と興奮ってこういうことだなって思った。

自分は2006年から2007年に年が改まったころから全力で追いかけはじめたのだが、まさにその時期がYUIとファンにとって一番いい時期だったかもしれない。YUIの作る楽曲と歌唱の稲妻に打たれた瞬間から、YUIにはカリスマ性があって、輝かしい未来が待っていると思っていた。たぶんもうあのころのYUIが帰ってくることはない。

YUIはやがて武道館、アリーナ、ドームへと駆け上がるだろうと、自分は一緒に夢を見ているつもりだったのだが、やがてYUIにはそんな夢がないことを知る。YUIはファンの期待にこたえるよりも、自分の音楽をする場所があることと、自分のペースで音楽をやること、そこに少しのリスナーがついてくればよかった。

自分は焦っていた。音楽に関心がある人でもYUIの名前は知っていても、曲も人となりも何も知らない。2010年、2011年とYUIは夏に3つの音楽フェスを回ったのだが、開演を待つ自分の周囲の大学生風男女がこんな会話をしていた。「YUIって結婚してるの?」「さあ」…、世間はそこまでYUIに関心ないのか?!ま、それが普通か。YUIのすごさを知ってほしい。アジアでの需要の高まりに答えてほしい。

だが、YUIファンであった期間のほとんどで、寂しさとフラストレーションを感じてもいた。どうしてYUIはもっと全開でぐぐーーっと来ない?なぜそこまで慎重?消極的?

女性シンガーがキャリアの頂点をぶつけてくる20代後半が完全に失われる。それはライブコンサートのみにおいてかもしれないが。
今のところ、30代になったYUIがまたテレビに出たり、大々的に全国ツアーをする姿が自分にはまったく想像できていない。今後のYUIに活躍の場があるのかもわからない。細々と曲を発表するだけになるかもしれない。

実は、世間はもうYUIへの関心を失っている。FLOWER FLOWERの2枚のCDの売上を見ればわかる。それに、YUIブログをやってる人ならわかるはずだ。YUIについて検索してやってくる訪問者数がかつての3分の1以下になってることを…。YUIから出て行く人よりも、YUIとフラフラに入ってくる人は少ない状態だった。結婚、出産した女性シンガーは例外なくCD売り上げも動員数も落ちる。YUIにはもうこれ以上がないだろうと思う。

だが、逆に今まで以上にがんばりだす目もあるかもしれない。積極的に夏フェスを回ったり。ロッキンのグラスステージに立つ…ってこともなくないんじゃねって。

最近また「CAN'T BUY MY LOVE」の初回盤を見つけて買ってしまった。手放す人が増えたのか、安価で中古でよく見かける。このアルバムが一番好きだったな。青春だったな。YUIのおかげで日本中へ行けたな。
なんか、このままダラダラとりとめもなく書き連ねそうなのでこのへんでやめる。今後しばらくYUIについて書くこともなくなるだろうと思う。

16 件のコメント:

  1. ブロガーさんも長いこといい記事を有難う。ご苦労さまでした。でも、きっとまたYUIのことを書く時が来ますよ。気長に待ちましょうよ。

    昨夜、Youtubeを彷徨って、もう何年も前からあるようなので、たぶんご存じでしょうけど、happy4535という人の曲を何曲か聴きました。もう声も歌い方もそっくりでYUIとしか思えなくて。(アマチュア版YUIだね)「yui your heaven cover」も「YUI laugh away cover(撮り直し)」もなかなかいいかんじ。なんだか愉しい気持ちになりました。
    yui様の幸せを願いつつ。

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  2. らふあうぇい2015年4月18日 17:57

    YUIは結婚して子どもを授かっても、音楽を続けていく人ですし、ソロ活動を休止する時も、ファンのことをとても気にかけていたからこその決断だった訳ですし、YUIファンたちはまだまだファンで居続けますし、YUIに関わる記念すべき日にはSNS上がYUIに対するたくさんの愛に溢れます。ブロガーさんの言葉にあった、「たぶんもうあのころのYUIが帰ってくることはない。」というのはプラスに捉えさせてもらいます。YUIが幸せな家庭を築くことで、あのころよりもさらに魅力的な存在となって私たちの前に戻ってきてくれると信じて待つことが、私たちの勤めではないでしょうか。HOTEL HOLIDAYS IN THE SUNのto Motherを再度観ました。その楽曲からくるメッセージが今までの何倍にも深く心に染みました。
    ”愛し合える人が出来たの そんな日がくれば 変われるかな”
    変わることを恐れて何となく流れていく景色をただ眺める日々よりも、変化を楽しんで前向きに一歩ずつそんな強くはなれないけどちゃんと踏みしめる日々。YUIはまだ終わっていません。これからです。

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  3. いちファン2015年4月18日 21:51

    YUIを知ってからブログを愛読しています。
    沢山の知識は全てブロガーさんから得てきました。
    ぶYUIの人柄や魅力を知ることができました。

    青春時代は同級生とは違う道を歩んだので大人に揉まれながら一人YUIに自分の重ね励まされてきました。
    結婚を知り今YUIの曲を一曲一曲聴いていますが、色んな懐かしい感情が湧いてまさに青春はYUIとともにあったなぁと思います。
    そしてあの頃のYUIももういないと実感しつつあります。
    どこか孤独な雰囲気を残した少女から、一人の女性となり母親になる。
    今まで苦労した分温かい家庭を築いて幸せになってほしいです。


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  4. 何とコメントしたらよいのか、1日経った今も、上手く言葉が出てきません。ただ、コメントしないのも、違うなと思うので、書きこませてもらいます。
    YUIに、さよなら、と言うのが、恐いです。
    もう、期待すべきではないと、頭ではわかっていますが、それを口に出した瞬間、きっと涙が止まらなくなるので、出せません。
    一方で、彼女が、女性としての幸せを手にするのであれば、それは喜ばしいことです。ただ、旦那さん、彼女を悲しませたら、まじで許さないんで、覚悟しといて下さい。まじで許さないんで。ただじゃおかないんで。
    今僕が願うのは、YUIの笑顔を見たい。
    YUIが、心から笑ってる、その笑顔が見られれば、胸のつかえはとれるのですが。
    YUI、おめでとう、そして、ありがとう。そして、、、

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  5. ブロガーさん、ありがとう。
    その節その節でyuiに対してコメントしてくれていて
    本当に楽しかったです。

    わたしもRASKさんと同じ。
    どう言葉にして表現したら良いのか分からない感情に
    この2日ほど悩まされています。
    本当はとても喜ばしいこと、そして心から祝福してあげたい
    なのに、突然のことに、またここに至った経緯を知るにつけて
    yuiさんはどう今思っているのだろうと想像してしまい、
    言葉になりません。
    yuiさんはもう歌の世界にも戻って来れないかもしれません。
    それはファンがどうのこうのというよりもyuiさん本人自身の問題でです。
    でも、yuiさんはきっと良い母親になると思います。
    たとえ、お母さんと同じ境遇になってしまうようなことがあっても
    良い母親を目指して頑張っていかれるでしょう。
    頑張りすぎてしまうこと、それが私たちファンの心配しているところでもありますが、
    とにかく今は温かい目で見守ってあげたいと思います。
    私の今感じている動揺も疑問も、いつか本当に祝福の気持ちになるといいな。

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  6. FLOWER FLOWER のDIARYで結婚の報告があってから、2007年からずっと続いて体験したYUI のライブを思い返していました。紆余曲折いろいろあったけど楽しかった想い出がいっぱいです。そして彼女は大きな仕事を残して来たなと改めて思いました。

    自分はもう年齢も経験も重ねているので、人の一生の中で結婚や出産が大きな意味を持つとしても、それだけで人の性格や本質が揺らぐものでは無いと知っています。

    FLOWER FLOWER の2つのアルバムも、YUI 時代以上の魅力を持った音楽を見せてくれたと思います。yui さんにはまだまだやりたいこと、作り出したい音楽の世界があると思っています。

    YUI に別れを告げたとしても、まだまだ彼女にさよならを言う必要は無いと思いますよ。

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  7. 自分も気の利いたコメントできない。
    もともとYUIとファンの距離は遠かったけど、この件でさらに壁ができた感じ。ファンの3分の2以上を占めるであろう若年男性ファン層にとって結婚出産は未知すぎる事態。すがりつく最後の手を振りほどかれた感じがしてる人が多いだろうな。つらいと感じてる人には他に楽しいこと見つけろってアドバイスしかない。

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  8. 赤羽王子さま。いつも楽しく読ませていただいております。
    YUIという人は音楽で生きていきたいと思っていたけれど、商業音楽のために生きるということを選ばなかったんだと思います。レコード会社に恩返しの意味で活動を続けていただけで、エンターティナーにはなりたくなかったのだと思います。YUIにとって基準点となるのは16歳の自分だったのですから、普通の女性でいなければYUIの世界は成立しないことにYUI自身が気が付いたのではないでしょうか。高校時代には出来なかった不良っぽいことをフラフラでやりたかったんじゃないでしょうか。今回のことでまた新しいYUIが生まれることを期待したいと思います。

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  9. こんにちは。

    入籍&出産のニュースに驚いたり安堵したり、これからのこと考えたり、
    コメントかけずに時が過ぎました。
    女性として幸せになっていくことを素直に喜ぶ反面、音楽活動としては、このタイミングというのは痛いな、と思ったり。

    でも、晩婚で子供を授からなかった私としては、新しい命を授かるという奇跡がyuiさんにおこったことには、本当によかったと思っています。
    歌はいつでも歌えるけど、出産は限られた期間にしかできませんから。

    これからというときにパニック障害という病気で出鼻をくじかれ、
    一番つらかったのはyuiさんだと思うんです。
    そんなに簡単に治る病気でもない。そのパニック障害の原因が
    人前に立つ、という緊張にあるとしたら(そうかはわからないけど)余計に。
    予期不安からくる発作、焦り、そんな中でそれを理解してくれて
    傍らにいてくれる人のぬくもりが、yuiさんを救ってくれたのだとしたら、
    もうこの結果は仕方ない。あくまで想像ですけど。

    どんな形でも音楽は続けていきたいといっていたので、
    形や時期にはこだわっていないんだろうな。

    あれだけの才能がありながら、本当にもったいない。
    でも、むしろ、平凡でも、続けていき、こなしていける人間が
    大きくなれるのかもしれないなぁ。
    そこにマンネリや疑問を感じない人が。
    あ、それは一般組織でも言えますね。

    まとまらなくなっちゃいました。

    もうあれほどドハマリできる人には出会えないかもしれない。
    そう思うと寂しいです。
    でも、今後も応援していきたいと思っています。

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  10. 自分もいつも「もったいないなぁ」って思ってた。多くの人が次のライブ待ってたし、まだ出会えてない人もたくさんいるし。もう待てない人もいるだろうし。
    結婚が急旋回すぎるように思えたし、治療と妊娠って事態にビビったし。いつも最悪な事態が頭をかすめるし。音楽の世界はそこまで厳しい?って思ったし。自分もまったくまとまってない。

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  11. 音源化されてない楽曲がどうなるのか気になります。
    宝物、愛の歌、ワン・ツー・スリー?、等々配信限定でもいいから音源化しtもらいたい。

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  12. レコーディングすらしてない楽曲がCDでリリースされる日はとうぶん来ないと覚悟してる。配信すら今年中に1曲でもあるのかどうか…。

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  13. 芸能人を好きになったらいつかこんなこと来るはずだなぁ。

    わたし女子なんですけど、すごく寂しい(笑)
    でもぶっちゃけ、ファンにとって、yuiにとって、お互い人生の通行人だけだ。
    ネガティブな私はそう思うだ。

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  14. あっ
    それにしても、ポジティブに祝福している、歌を待っている。
    (๑´ㅂ`๑)

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  15. 女子もショックなのか。男子のほうがショックでかいと思う。
    みんな本音は言わない感じ。祝福以外に選択肢がないから。
    相手が大物ミュージシャンじゃなかったこととか、闘病中でみんな心配してる最中に闖入してきた男…とか、ファンはモヤモヤしてるんじゃないのかな。
    これから不安なことはもっとやってくる…。

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  16. あっ、あんまりショックでわないですけど、妊娠のことはちょっとびっくりしました(笑)。

    「一般会社員」や「一般男子」とか、よく声優さんの結婚報告に見える、でも大体相手は業界の関係者っという噂もある。
    yuiさんはどうかな...

    自分にとって、相手の人柄は一番のことです、でもyuiさん自身の決断ですから、応援します。(´∀`)

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