2015年2月27日金曜日

天国の本屋~恋火(2004)

これをまだ一度も見たことがなかったので見てみた。「天国の本屋~恋火」、竹内結子の代表作的な扱い。

篠原哲雄によるハートウォーミングなファンタジー、ぶっちゃけ自分はこの手の映画が苦手。自分が見たいと思うような映画ではなかった。うーん、世間的にはこういった映画が感動作という評価なのか。天国と現世で竹内が一人二役でドラマが同時進行。こういう死者をテーマにした人間ドラマが日本人は本当に好きだな。自分には何も響かなかったし退屈してしまった……。

竹内結子主演映画の代表作に「黄泉がえり」「いま、会いにゆきます」があるけど、なんでこんなにも死者ファンタジーが多いのか?同じような企画ばかりなのか?「黄泉」はまさみが出演しているので、まさみシーンだけ見たことあるけど、これからもたぶん見ることはないと思う。

冒頭でピアニスト玉山の弾くシューベルトのピアノ五重奏曲の第4楽章、クラシックに馴染みのない視聴者はどうしていきなりクビになるのかわからないと思う。玉山のピアノは「えっ?!」っていうギリな演奏を演技上していて感心した。そりゃクビになるわ。

俳優にピアノ弾かせるドラマはなかなか厳しいものがある。一流のピアニストがつくる曲ってあんなものなの?

この映画の主要キャスト、原田芳雄は亡くなったが、竹内、玉山、香里奈、新井浩文、大倉孝二、みんな今でも一線で活躍中。この映画は10年前のものなので、今ではみんな10歳年をとっているのだが、芸能人はみんなイメージが変わっていない。年を取らないし若い。香川照之は10年前の段階でおじさんだ。

夏の北海道の風景がステキ。道がまっすぐで草が爽やかにそよいでる。天国は北海道の風景みたいな場所ってことだな。

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