2014年12月28日日曜日

中元すず香とYUI

先日、NHKで放送されたBABYMETAL特番の破壊力はすさまじかった。さすがNHKだ。クオリティが高い番組だった。BABYMETALはもう手に負えないレベルに来ている。特にソニスフィアが世界に与えたインパクトは相当だった。自分も予感がなかったわけではなかったが想像のレベルをはるかに超えていた。

ロンドン名物のバスに乗ってROCKの名所をめぐる3人が微笑ましい。ロンドンで初演された謎だった曲も放送していてびっくり。これはいつリリースされるんだろうか。

世界が発見してから日本のテレビが伝え始める。これでもうBABYMETALの知名度は飛躍的に上がった。Mステスーパーライブにも出演してしまった。来年はもっととんでもないことになりそうだ。もうぜったいにチケットが手に入らない。自分は2013年のMETROCKで入場規制で音しか聴けず、その後の夏フェスツアーで2回見れたことでもう安心してしまったが、当時はバックバンドはガイコツダンサーのアテ弾きだった。以来一度もライブに接していない。ま、気長にチケが当たるのを待つとしよう。グッズを買うのも相当に大変らしい。気が重い。

先日古本屋でアイドルに特化したテレビ情報誌「B.L.T.」の2013年5月号を108円で手に入れたのだが、さくら学院のページで中元すず香のわずかなコメントを読んでびっくりした。
初ソロ曲「桜色のアベニュー」はYUIさん等のプロデュースをしている方が作ってくださいました。歌詞が共感できて心に響きます。
え?!「YUIさん等のプロデュースをしている方」?それってまさか、近藤ひさし?!

調べてみたらガチだった。久しぶりに近藤ひさし氏のブログをさかのぼってチェックしてみたら、そのことにちゃんと触れている。「桜色のアベニュー」作詞作曲・近藤ひさし だ。今までぜんぜんノーマークだった。この曲を熱唱する中元すず香の動画はYOUTUBEで視聴できる。ま、わりと標準的なアイドルソングだな。

きっと、さくら学院のアルバムに中元すず香のソロ曲を1曲入れることになって、「どんな曲を歌いたい?」→「YUIさんみたいな曲がいい!」→「じゃあ、YUIさんのプロデュースをした人に頼んでみるわ」 って流れだったんじゃないかと推測。近藤Pはこんな仕事もしてたんだな。しかもベースはBackyさんだと。中元すず香とYUIにはこんな接点があった。

中元すず香のYUI好きはなんとなく過去のインタビューから知ってはいたのだが、今回調べてみて、「さくら学院」で「I do it」までカバーしているとは知らなかった。すず香はステレオポニーも聴いていたという。BABYMETALのライブで「翼をください」をカバーしていたのは、YUIの影響ではなかったか?と思わずにいられない。

もうBABYMETALは全世界から注目される存在だが、自分はひきつづきYUIファンとしての中元すず香にも注視していきたい。あまりBABYMETALがビッグになりすぎると、すず香のYUIみたいなシンガーソングライターになるという夢が遠のくかもしれない。

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