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2014年11月8日土曜日

Quick Japan vol.80 堀北真希、20歳。

1988年生まれは各方面で活躍する有能な人材が多く、「黄金世代」などと呼ばれたりする。「花の88年組」の中でも早くから世間の注目を浴びた女優・堀北真希の20歳を記念して、2008年10月に出版された「Quick Japan vol.80」をそこに108円で見つけたので、読書の友に選んで読んでみた。

グラビア、インタビューを含む37ページに及ぶ空前絶後の堀北真希大特集。堀北真希ファンにとっては基本の1冊。じっくり読んでみて多くの知識を得た。

自分は堀北真希の映画もドラマもそれほど見ていない。「ケータイ刑事」「鉄板少女アカネ」「イケメンパラダイス」は見ていたと思う。堀北のブレイク作と言われる「野ブタ」は見たことがない。真面目で優等生でキツそうだが、自分は堀北真希に良いイメージしか持っていない。ゼロ年代最強の美少女のひとり。清楚で可憐、芯が強そう。

1988年10月6日生まれの堀北真希は3人姉妹の長女(2歳下、6歳下の妹がいる)として東京郊外で真面目な少女として育つ。生徒会副会長時代には校則を一部改正させたという実績も持つ。友人に誘われて入ったバスケ部でも副キャプテン。青春をバスケに捧げたのだが、堀北真希の代で新入部員がいなくなり3年の大会をもって廃部……。(少子化の影響?堀北真希の出身中学校に現在女子バスケ部があるかどうか不明)

2002年、中学2年のころ、部活の練習でヘトヘトになった帰り道、「写真を撮らせて」というスカウトと出会う。しつこく家まで付いて来たスカウトに堀北ママの許可で1枚写真を撮らせる。その1ヵ月後自宅まで社員がやってきて正式にスカウト。

堀北真希がものすごい美少女だった証拠は、スカウト後最初の「慣れるため」に受けたV6主演映画のオーディションに演技未経験のまま合格してしまったことだ。「誰か助けてください!」と息を切らせて言うのが最初の撮影での台詞だったのだが、息を切らせるためにそのへんを走ってみたそうだが、部活で毎日3キロ走っていた少女には息を切らせることが難しかった。

この映画出演後の1年で7本の映画に出演。大手企業CMにドラマに次々と出演していく。これほど短期間でイッキにスターになった人はそういない。少女堀北は友人の誰にも芸能活動をしていることを話していなかったのだが、
「少し前から学校を早退したりしていたから、気づいている人もいたみたいで。驚いたは驚いたと思うんですけど、ふーん、そうなんだぁみたいな感じで自然に受け入れていくれました。ただ、仕事と学校のバランスは正直とれてなかったし、学校とか友達に迷惑かけていたと思います。そんな私を受け入れてくれた友達には感謝していますし、今でも仲がいいですね。」 
「ドラマの撮影と『三丁目の夕日』の公開が重なって取材や舞台挨拶でものすごいばたばたして、学校ではテストもあったし。疲れ果てて朝は全然起き上がれないんです。車で現場に着いても体を動かせないくらい、体力的にキツイ時期もあって。」 
(高校は入学した段階で芸能活動をしている状態ですよね?)
「中学校の同級生とはすごく仲良しで大好きで、これ以上友達を増やそうとか高校で新しく友達を作ろうって気持ちがなかったし、マイペースに過ごしてました。高校では仕事をしよう、ということしか頭になかったし、根が人見知りなので。みんな不思議だったと思いますね。早退ばっかするし、この子なんなんだろうって思ってたと思います。」
ここを読むと堀北真希は芸能コースのない高校に通っていたんだなと推測がつく。本人が高校を公表してないので調べてみてもはっきりしたことはわからないが、ネット上では卒アル写真の制服から高校が特定されているようだ。意外な高校に通っていたようだ。勉強はできなかったらしい……、
「私、勉強熱心な子じゃなかったですけど、テストの点数だけは落とさないように必死でがんばりました。これ以下は取らないって自分で決めたボーダーラインがあったので、仕事を始めたからってそれを守れなくなるのがイヤだったんです。自分で決めたことは絶対に曲げないタイプですね。人に決められたことって意外と疑問を持ったりもするけど、自分で決めたことなら守るべきだって気持ちになれる。」
やはり性格が真面目で高校の勉強もビジネスライク。自分はドラマで見ていた可愛かった堀北真希がこんなキツイ目にあっていたとは想像もしていなかった。高校にもなかなか馴染めなかったのだが、高2の後半からクラスメイトとも仲良くできるようになったという
「二年生の後半ぐらいから、クラスメイトとも自然と仲良くできるようになったんです。それまではお弁当も一人で食べたり、休み時間も一人で本を読んたりという生活だったんですけど、とても気の合う友達たちができて。何ヶ月に一回の全国模試の日って、学校が早く終わるんです。そのことをマネージャーさんには内緒にしておいて(笑)、学校の帰りにみんなでファーストフードに寄ったり、カラオケに行って遊んでいましたね。」
泣いた……。堀北真希がそんな高校生活を送っていたとは今日までまったく知らなかった。クラスに芸能人という異質なものがいると、クラスメイトはそんな目でしか見ないものなのか。どうして積極的に話しかけない?しかし高校の半分は楽しく過ごせたようなので良かった……。

そして、堀北は一番印象に残った役者として松坂慶子の名前を挙げている。「人間の証明」というドラマで親子を演じた堀北と松坂。セット裏で待機中なのに松坂が電話で誰かと話している。「やべえ、松坂さん、すごく怒ってる」って思ったら、実は台詞の練習をしていたんだそうだ。
「お芝居を、お芝居と思わなかった自分に気付いて、本当に感激しました。本当のお芝居ってこういうことなんだなって、お芝居に対する姿勢が変わりましたね。すごく大きな出来事だったと思います。」
何でも現場に出てみないと見えてこないことは多い。人前に出ることが嫌いだった美少女が変わっていく5年間の堀北ブレイクスルー史はまだまだつづく。たいへん読み応えがあって面白かった。ファンならぜひ実物を手に入れよう。人を知ると作品にも興味がわいてくる。今後、まだ見ていない堀北出演作を見ていこう。

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