2014年6月18日水曜日

悲しみの向こう

Yui_japan201204
「リトル・フォレスト」のトレーラー映像を見てたら、YUIの時代がまた遠い昔に、さらに遠ざかったように感じた。YUIはもう過去のものだと。東京での最後のYUIワンマンライブからもう2年半も経っている。もう2年半!まだ2年半とも思う。もっと昔のような気もする。

JAPAN 2012年4月号は2月30日の発売だったから、1月19日のツアーセミファイナル武道館公演レポが掲載されたのは1ヶ月以上経っていたことになる。この号は直前の2月15日、東京事変の横アリ解散ライブレポが表紙メインなので、見逃してる人も多いかもしれない。

ま、後にリリースされたDVD、ブルーレイを見ていれば、もう読む必要のないレポかもしれない。読んでいてアンコールのHappy Birthday to you you の夢のようなハッピーさを思い出した。


YUIが17歳だったころから取材してきたロッキングオンのYUI担当小松香里はこの公演を
「最後の最後、予定していなかったTOKYOを大粒の涙を零しながら歌ったYUIの5回目のツアーセミファイナル。これからずっと続くであろう音楽の旅の途中で、YUIが新たな決意を強く宿した、とても感動的なライブだった」
と書き始めて、
「『自分は音楽でしか表せない』という決意を胸に、福岡から東京に出てきてから7年が経つ、原点を見つめなおし、また解決することのできない深い悲しみと向き合い、救いのメッセージをこめたかつてない強い希望のアルバム『HOW CRAZY YOUR LOVE』。それによってYUIは自分の歩んできた道のりを確認し、深い悲しみと強い喜びをまたまた強い決意に変えることで、力強く歩んでいこうとしている。そんなフィナーレだった。YUIの前には果てしなく道が広がっている。」
と締めくくっている。

だが、この半年後、YUIは誰も予想できない「新たな決意」と方法で別の道を切り開いていくことになろうとは、小松も思ってもなかったことだった。

むらじゅんが「円いもの」をほのめかしてからジリジリと焦らされて半年が経つ。ま、音楽の世界ではよくあること。「明日になれば何かあるかもしれない」とけなげに待ってるRolling days



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PS.  ブログ引越しの準備を考え始めて、引越し先での画像のリンクをどうしようか?と考え始めた。

この「ブログ人」の画像フォルダのディレクトリが、どうしてこうなった?というぐらいめちゃくちゃに入り組んだディレクトリになってしまっていることに気づいた。

なにせブログがどういうものかもわからずに、とりあえず始めてしまったために、アップしては削除を繰り返して残骸フォルダを残した状態になっていた。
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なんだこれ?という写真も出てきた。削除したはずの写真。

2007年6月1日YUI 2ndTour 追加公演CCLemonホールの写真が出てきた。

7年という歳月が経ってしまっていることにも愕然とした。

そして、びっくりするぐらいサイズを小さくして写真を撮ってたんだな、俺。

今の配置レイアウト比率に落ち着いたのはつい最近だったんだなあ。



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ああ、あの日の渋谷の空はこんなにも晴れていたんだなあ。

暑かった記憶もある。

たぶん、物販開始時刻ごろの写真。なのに、自分は何も買ってないという……。

この追加公演では香港から見に来ていた人もいたことでちょっと驚いたんだった。
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これからはPicasaとか使ってみようと思う。

写真のサイズは容量を気にしなくていい時代になってる。

時代は変わってきたなあ。自分はあまり変わっていない。

3 件のコメント:

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    ��ndTourの追加公演が初めてのYUIのライブだった。会場待ちの時、近くを通ったサラリーマンが「YUIって誰?」、「知らない。」って会話が聞こえた。自分もYUIより年上なのでもしかしたらそんな状況でもおかしくなかったかもしれない。
    デビュー時から知っていたし、映画に出ることも知っていた。でもさほど興味が無かった。たまたま出掛けた先でRollingstarを聴くまでは・・・。
    先日もcoldplayの新譜が出ていることを発売日を過ぎてから知った。友人と会っても仕事の話が多く音楽の話が少ない。確実に、聴く範囲が狭まってきている気がする。それだとちょっと寂しいので何とかしなくてはと思ってる。

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  2. 川崎鶴見U2014年6月18日 20:50

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    「アルジャーノンに花束を」のダニエル・キイス死去をNHKのNewsで知った。
    ��Q68 → 脳手術・超天才 → IQ68以下  というチャーリーゴードンの変遷が
    子供 → 青年 → 老人を 短時間に表現しているとも言われた。
    唯 → YUI → yuiは、同様に人生を象徴しているのでしょうか。
    栄光があれば衰退(挫折)がある。殆どの人には栄光すらないけど。
    「YUI」がピークだったとは思いたくないなあ。まだ先があるはず、「まだやれるはず」って思いたい。

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    ラスカスさんのYUI歴は自分に近い。Rolling starで一気に転げ落ちるようにのめりこんだ。
    自分も最近の音楽に距離を感じ始めている。
    2007年のYUIの勢いはすごかった。あの武道館のときは、YUIはこれからまだまだ大きな場所でやるんだって思ってた……。

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