実は…、日本の地下には大きなナマズがいて、こいつが暴れることで大地震が起こる。
下総国香取郡
香取神宮の境内の片隅に
要石という石が設置されているのだが、なんとこの一見変哲もない石が地下のナマズの尻尾を押さえている。信じられないかもしれないが本当だ。
「香取、鹿島の大神、往古この地方尚ただよえる国であり、地震が多く、地中に住みつく大鯰魚を抑える為地中深く石棒をさし込みその頭尾をさし通した。香取は凸形、鹿島は凹形である。」
「あづま路は香取鹿島の二柱うごきなき世をなほまもるらし」 (伊能穎則 いのうひでのり 1805-1877)
ちなみに、ナマズの頭側を押さえているのは常陸国鹿島神宮にある要石。つまり、関東地方の命運はこの二柱にかかってる。
いやあ、きまぐれで香取神宮に立ち寄ってみて初めて知った。
玉造に立ち寄った後に、行方で霞ヶ浦の対岸に沈む夕日と筑波山を眺めた。太古の昔からほとんど何も変わっていない風景だと思う。
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ラファティの「世界の蝶番はうめく」というホラSFを連想しました。
我々の世界の裏側には、外見は同じなのに性格が正反対の人々が、地面と向かい合わせに住んでいるんだそうです。それが(忍者屋敷の壁のように)反転すると、その地域の人間が入れ替わってしまうので、世界は3つの蝶番で固定されていて。それが数百年に一回でんぐり返るというお話。
蝶番の1つはインドネシアの西マルク諸島辺りにあって、油をさしたインドワタノキでできているそうです。
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UFOは地底から来てるって聞いたことある。人類は宇宙のことより地下のことが実はなにもわからない……。