2013年12月3日火曜日

新山詩織 「ひとりごと」

埼玉出身現役女子高生シンガーソングライター新山詩織の3枚目のシングル「ひとりごと」(Being)を買ってしまった。年末は毎年CD出費がかさむ。しかし、新山詩織はなんとか応援していかないといけない貴重な人材。

まだ18歳だし、ギターも歌唱も作曲もそれほどのスキルがあるとは思えないのだが、毎回再生した瞬間に自分を驚かす個性的な歌声が魅力的。声、低っ!暗っ!つまりそれはかっこいい声といえる。この子に似たシンガーを他に知らない。あえて言うならデビューしたころのYUIに匹敵する個性としかいいようがない。

今回のシングルのタイトル曲「ひとりごと」は、過去2作を聴いている自分からすると、最初に聴いたときから「こなれてる」という印象だった。あぁ、この曲は新山の作曲じゃなかったんだ。現役女子高生が勉強と試験の合間に日本のミュージックシーンのペースに合わせて楽曲製作していくことは難しいだろうと思う。まだ自分の想像を上回るような曲は聴いていない。他のクリエイターのデモから自分に合った曲を選ぶことは重要なことだろう。

C/Wはなんと奥田民生の名曲「イージュー★ライダー」だ。なんと新山が生まれた年の曲。これ、CD買う前から楽しみだった。新山、こんなネアカな曲であっても明るく感じさせない声がすばらしい。「うぉ~お~♪」という声と歌い方がいい。ぜひ実演で聴いてみたいものだ。The GrooversだったりTHEATRE BROOKだったり奥田民生だったり、Track2の選曲がシブい。

この子の作る歌はまだ教室の中を出ていない。まだオリコン初登場のランキングも30位にも入れていないようだ。自分は第2週に買ってしまった。真っ黒いクリアファイルが特典だった。ぶっちゃけあまりうれしくない特典だ。

来年春、おそらく新山も音楽一本に専念できるようになるだろう。個人的に次の世代のYUIに化けてくれないかと期待している。

5 件のコメント:

  1. 「タイヨウのうた」のメイキング見るたび思うのですが。
    ��UI様は演技素人で、新人。当然演技への不安はあるけど、自分が「看板背負って」「主役やる」疑問や引け目はまるでなくて。「主役当然」って感じで実に堂々としている。それどころか「舐められてたまるか!」って突っ張ってる感じすらある。それがどんどん周囲に慣れて自然体に変化していく。
    自分の歌に絶対の自信を持っていたんですね!
    映画の撮影スタート時点では3rd「Life」は出てなかった。
    そして新山詩織も「ひとりごと」で、もう3rdシングル。
    まだまだ、痛々しくぎこちなく危ない感じが拭えない。
    新山ちゃんはまだ“いっぱいいっぱい”なんだろうな。
    でもYUI様にはない絶対的な暗さで、他のライバルを圧倒して欲しいです。
    しかし・・・ほんとに、あの特典。使えないですね。

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  2. 今でもYUIの3rd「LIFE」の独創性とクオリティの高さは異常。贔屓目かもしれないけど2005年に出たシングルどれもがすごい。YUIよりすごい人は現れないかもしれない。
    今年の夏2回、ほぼ最前で新山を見た。あの余裕のない全力感、いっぱいいっぱい感と、泣きそうな声がクセになりそう。次のライブは新潟、熊本か、行けないな。

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  3. 今年のRIJ で初めて観て気になっていたので、11月9日のオリコンイベント渋谷O-EASTを観てきました。新曲も聴きましたが、新山詩織さんの魅力はやはりあの歌声ですね。
    ライブの回数がまだまだ少ないのが残念です。経験を積み重ねていけばもっと良くなるような気がします。セールスが伸びなくてレコード会社が諦めなければいいのですが。自作の曲がどのくらいあるのかも気になります。

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  4. 初めて観たのが岩見沢だったのですが、いっぱいいっぱい感があったのはわかります…真面目で清純な女の子って売り方なんですかね。
    やっぱり高校生で軽音楽部の部員ではないので、なかなか難しいのもあるのかななんて思ったりしてます。
    …もっとキャパシティの少ないハコや対バンで経験を積んでほしいですし、レパートリーも増やせればいいななんて思ったりしてます。

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  5. なにげにみんな岩見沢やらひたちなかで見てるってすごい。

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