2013年10月15日火曜日

ライゾマティクス展 見てきた

Rhizomatiks_icc

NHKで放送された「Perfume×Technology」を見て、「そういえばPTA会員は無料で見れるんだった」と思い出し、初台までのこのこと出かけてきた。自分は世間と比較してクラシック音楽というものにちょっとは関心を持っているのだが、今までただの一度もオペラシティに来ようなんて考えたこともなかった。新国立劇場ともども国家と文化都市東京の威信を掛けた一大拠点。そこにあるICCギャラリーで展示をしているという。

パフュオタ史上もっとも控えめで有能な人物が真鍋大度。この人物が率いる、Perfumeの舞台演出を技術面で支えるクリエイター集団がRhizomatiks 

最近各メディアで取り上げられまくってる。だが、自分はそんなに関心ない。パンか見世物をオレにくれ。初台で友人と一緒に降りて、オペラシティタワーを捜し歩いて会場へ。

会場に着いたらとりあえず入り口の写真でも撮ろうかとiPhoneを取り出した。次の瞬間にスタッフがすっ飛んできて「撮影禁止です!」「……。」 テンションだだ下がり。

受付らしい場所を発見してPTA会員証を提示すると、下へ行ってチケットと交換してこいという指示。みんなも同じ指示を受けている。どうやら来ている人々のほとんどがパフュオタなようだ。

「オレ、デザインに関心高いですけど」風情のこざっぱりした「シャレオ」な若者たち、もしくはパフュオタ女子二人組み。そして、フツーのポロシャツに肩掛けカバンのおじさん。フツーのカップル。自分の予想の20倍は人がいた。このほとんどがPerfumeに強い関心を持つ人々。

Spring of Life のLED衣装(PV撮影用、VMAJ用、紅白用)が展示してある。そして、奥の間にはSpending all my time のカンヌ・ライオンズVer.衣装が展示(設置)してある。たまに音楽が流れると、例のライゾマテクノロジー演出の「すげえやつ」が始まる。シンクロしてLEDが点滅する。ドスドスいう音と一緒にあのプロジェクション・マッピングが始まる。実は自分はいまだにプロジェクション・マッピングの技術的な意味がよくわかっていない。

SpendingのカンヌでもロンドンでもNHKでもやってたスクリーンに投影されるハードディスクのセクタみたいなのが、カラフルに色分けされてるヤツに何かデータを変換する規則とかあるのか?よく分からないままなので、スタッフに聞いてみようかと思ったけど止しておいた。情報工学技術者の友人によると「意味は無いと思う」とのこと。

この展示の目玉のひとつ「自分を3Dスキャン」は50人ぐらい行列をつくっていた。並ぶとかめんどくさいので止しておいた。なぜ衆人環視でアホみたいなポーズでデータをとられないといけない?インスタレーションを各1回ずつ聴いてもう飽きたので初台を去ることにした。

ライゾマをみんな手放しで褒めてる。Perfumeとそのスタッフはデビュー以来、その確かなカンの良さと努力によってPerfumeの美しい物語をつむいできた。技術集団ライゾマが新たに参加するようになって、世界に先駆けたライブ演出ができるようになったわけだが、それが本当に必要なものかどうかはまだよくわからない。

友人のPTA会員証を見て驚いた。「自分のと違う!」 もうだいぶ前に新しい会員証が送られてきているって初めて知った。うーん、最近は送られてくるものを開封すらしていない。CDはシングルもアルバムもせっせと買っているのだが、2007年2008年ごろのように毎晩YOUTUBEでPerfume動画を見てから寝るようなことはなくなっていた。会員コンテンツもあまりチェックしてないな……。ライブチケットを取るために入ってる感じ。

初台まで行ってよかったなと思うのはPerfumeの3人の衣装を近くで見れたことだ。この繊細で頼りない、薄っぺらくふわふわな布きれ一枚の内側に、のっちとかしゆかとあ~ちゃんの鍛え上げられたアスリートのような肢体が収まっていたのかと考えると、生々しいイメージが沸き起こってくる。すっごく細くて華奢だ。この展示は10月20日まで開催中。

その後、京王バスで次の目的地の渋谷に向かった。渋谷でTOKYO FM 10月のタイムテーブルを手に入れた。Perfumeに関しては、LOCKS!の「1mm」に関するトーク文字起こしが載っているだけ。だが、トークでの3人は本当に面白い。
Perfume_tokyofm201310a

3 件のコメント:

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    結構、厳しいんですね…入口撮っちゃだめなんて。展覧会みたいなのは行ったことがないので、感心のあるものについては行ってみたいです。
    先日、出身校の文化祭にいってきました。この学校はかなり特殊な学校で、高崎・宇都宮線を走っていた通勤電車と常磐線特急の運転席があり、それぞれ実際に運転(といっても、運転台付きの超リアルな電車でGO!みたいな感じの)体験ができるんです。もちろん、運転だけでなく扉開閉や車内放送、発車ベルを鳴らすなどの車掌業務もできます。
    この日は鉄道好きの子どもやOBなんかが集まるので、流石にやりませんでしたが、久しぶりに見て「こんなのやったな」ってしみじみ感じました…まあ、運行、旅客業務だけが鉄道ではないので。
    他にもエンジンを分解、組み立てたり、旋盤を回したり…鋳造、溶接など、工業的な要素のある学校で今も座学嫌いな私にとって楽しいものばかりでした…懐かしかったです。

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    あ、それは同じフロアで他の団体の展示もあったからかも。ま、展覧会ってそんな感じ。
    それは特殊な高校文化祭だな。自分なんか高校の文化祭は何もしてないので特に思い出もない……。

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    ごめんなさい…余計なお世話かもしれませんが一応、書き込んでおきます。本日、ほとんどの鉄道各線は間引運転をします。一部区間では徐行運転をしたり、特急などの優等列車(成田エクスプレスやあずさ号)などの運休が出たり、直通を見合わせる(京葉線と武蔵野線、埼京線と川越線など)場合があります。特に橋梁・高架区間(埼京線や京葉線、東北本線の川口〜赤羽間など)だと、風速が25m以上になると確実に運休になります。
    かなりダイヤが乱れますので、外に出ない…または余裕をもって行動するなど各自気をつけてください。

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