2013年6月17日月曜日

Cocco ラプンツェル(2000)

Cocco_rupunzel
今年に入ってからCoccoを少しずつ聴き始めてこれで4枚目、2000年6月14日リリースのCocco3枚目のアルバム「ラプンツェル」、やはりこれも安価で手に入る。

聴いたことがある曲だらけだったので調べてみるとオリコン1位。「けもの道」「水鏡」「雲路の果て」「樹海の糸」「ポロメリア」……のシングル5曲を収録。自分が聴いたことあるって思ったということはCMで使われていたのかもしれない。

このジャケットはCoccoによるグリム童話の場面らしい。アルバムのタイトルもグリム童話と関係あるらしいが、よくわからない。グリム童話は怖くてヤバい話が多い。
辿り着けばきっと見せてあげるわ
最後まで瞬く悪い夢
抉じ開けた唇溢れるぐらい
垂れ流した愛を詰め込んで


嘘には罰を
月には牙を
あなたに報いを
スピッツにも「けもの道」という爽やかで感動的な曲があるけど、Coccoの「けもの道」も嫌いじゃない。どの曲もヘビーな男女の愛。「雲路の果て」だと
この目さえ光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだがあなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった
とか、女の子がカラオケで歌っているのを見てると居心地が悪くなるだろう。

2 件のコメント:

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    ラプンツェル・・・少女マンガのギミックの定番ですね。
    究極の「箱入り娘」。塔に隔離された姫が編んだ髪を垂らして王子様を迎える。
    ��ディズニー・アニメは見てません)
    ラプンツェルを冠した作品で好きなのが、直木賞作家の山本文緒「眠れるラプンツェル」
    仕事で帰ってこない夫を持つ団地の引き篭もり妻が、お隣の小学生に恋して関係を持ってしまう、危なくてエロくて切ない物語。
    世間知らずで、無垢で、一応はモラルも理性もあるんだけど、激しい欲望の前には全然歯止めにならない。
    ��OCCOと見事に被っているような。
    女とネコは男の理解の範囲をはみ出している。

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  2. SECRET: 0
    PASS:
    山本文緒は1冊だけ読んだことある。
    ぶっちゃけ自分が読むべき本じゃないと思った。エロが突出してた。たしかにCocco的テーマだ。

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