つい先日T君と青梅から霞丘陵を歩いたばかりだが、今度はFが突然、三頭山に登りたいというのでつきあった。三頭山は秩父と多摩の山ばかり行ってる自分にとって名前は知っているものの未踏だった山。友人の車でちゃーっと数馬の集落のさらに先、都民の森の駐車場が満車だったのでさらに上にある駐車場にとめて歩き出す。奥多摩地方はさわやかな陽射し。野生の藤もいたるところ満開。自転車ロードレーサーたちが列を成す。
駐車場(この段階で標高1000mぐらい)から徒歩20分ほど下る。これから山に登るのにこれはテンションが下がる。今日は天気が心配ないので荷物がすごく軽かったのに、鞘口峠に着いた段階でヘトヘト。ぜんぜん足が前に進んでいかない。ここから先がずっと急な登り。こんなに疲れた山歩きは久しぶり。日が照ると5月はもう暑い……。
ゆっくりゆっくり1時間半かけて三頭山東峰(1527.5m)に到着。この日は絶好の山日和だったためにハイカーで混雑。高尾山並みに山頂に人がいた……。
中央峰(1531m)まではすぐ近く。ここは広くもなく見晴らしも良くないのでそれほど人がいない。さっさと次へ。
西峰(1524.5m)とうちゃく。もう笑っちゃうぐらいに人だらけ。右にも左にも人だらけ。100人以上はいる。中高年ハイカーグループやら大学生っぽいグループやら、全身山ガールファッションでキメてみた女の子グループやら……。片隅でそそくさと昼食をすませると20分ほどの滞在で下山。眺望はガスっててそれほどいい写真が撮れなかったので載せない。
山頂がそれほどでなかたったので「三頭大滝」に賭ける。自分は下山が鬼のように速いと言われるがFからも言われた。植物とかほとんど見たりしない。滝を目指してすっすと下る。
滝を見るために造られたつり橋を歩く。下が板張りでちょっと怖い。iPhoneってストラップがないので身を乗り出して写真撮れないんだよな。
写真1枚に納まりきらない落差。これはすごい滝だ。もうちょっと水量があるほうがいいけど。
滝から都民の森の駐車場方面への道の途中に見晴らしのいい場所があった。以前T君と登ったことのある生籐山が見える。T君とはもう数え切れないほどの山に登ったけど、この山から数馬へと下山したときが最も心折れそうになったルートだった……。道が荒れまくりで下っても下ってもたどり着かなく不安になった体験をしたものだ。
ヤマシャクヤクの花。ようやく花をみる余裕ができた。暑いうえに人が多くていいことはそれほどなかった……。実は、山に登って楽しいことは……それほどない。苦行のようなもの。この日が山収めになるだろう。長年履いた靴ともお別れ。
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��さん同行コースじゃなくても最後に綺麗な写真が。
高いとこが好きなくせに・・・高度恐怖症(プラス閉所恐怖症)なのでつり橋はダメです。横断歩道橋でも腰が引ける(情けない)
��UI様が東京タワーの展望台でガラスの上にいるやつとか石塀の上で片足で立ってるやつ、あれなんかもう絶対だめ。
でも、まあ山登りは登ったときの達成感がいいですね。降りるときも爽快感がある。
私の場合は高いところが怖いからですが、鬼のように速く山を下ってます。
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あと一回ぐらい(^_^.)。Sさんもどこかへとか言ってました。M山とか。
あ、御嶽山ですが、この間行ってましたよね。
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槍ヶ岳とか恐ろしい山も興味はあるんだが、装備とかにお金がかかるので踏み出せないなあ。