2013年5月14日火曜日

中国製二眼レフで撮る(2本目)

Chinatwinlensreflex
昨年秋に友人とふたりで始めた「中国製二眼レフカメラ」趣味。首から二眼レフ提げて方々へ出向いて、お互いにフィルム装填2本目をようやく撮り終えたので、また熊本トイラボさんの現像、スキャン、データDLでお互いに撮影した写真を眺めて批評しあう。

右側が自分の華中

左側が友人Fの海鴎4B

ともにジャンク品で手に入れた1980年代前半ごろに製造された古いカメラ。レトロ趣味。

フィルムカメラはじっくり被写体を選んで、ピント、露出、シャッター速度、構図を自分で考えて撮影し、12枚撮りフィルムを撮り終えてからでないと現像にまわせないし見られない。デジカメしか使ったことのない人にはわからない不便さがあるけど、その不便さがいい。

ではまず、「華中」で撮影した自分の写真から。二眼レフはフォーマットが6×6が通常だが、このカメラには6×4.5で撮影できるマスクと赤窓が付いているので、今回は6×4.5フォーマットで撮影した。でも、もうこれからは6×6だけで撮るかな。送られたデータをそのままサイズだけ縮小している。このカメラは「赤窓」タイプなので、ついフィルムを先に巻くのを忘れて多重露光にしてしまう。今回もフィルムを1枚ムダにしてしまった…。
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Kodak Ektar 100 三鷹 "太宰"跨線橋 f:11 1/125
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Kodak Ektar 100 小田原市曽我梅林 f:8 1/300
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Kodak Ektar 100 小田原市曽我梅林 f:8 1/300

そして友人Fの海鴎4Bで撮影した作例を見て行く。他人の撮った写真には自分のセンスにはないものがあり、発見がある。こちらも送られたデータをそのまま縮小した。
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Kodak Ektar 100 横浜市神奈川区 f:8 1/300
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Kodak Ektar 100 九十九里町 f:8 1/300
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Kodak Ektar 100 九十九里片貝 f:11 1/300

やはり中版カメラの写真はいい。しかし、写真1枚あたりに150円ほどのコストがかかっている。そうバシャバシャ撮るわけにもいかない。やはりデジタルのほうが断然便利だな。

2 件のコメント:

  1. 川崎鶴見(有)2013年5月14日 20:33

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    これは添付写真のように縦にして撮るのですかね?
    目玉のように横に2眼にして撮るのですかね?
    それともどっちでもありですか?
    無知というものは怖ろしいもので、そんな質問を書きそうになりました。
    骨董品のミニスピーカーみたいだけど、普通にあるものなんですね。
    上の目玉がファインダーなどと想像もしてなかったし、(じゃ、なんでニ眼?)
    三眼レフというのはラジカセそっくり、四眼レフ、五眼レフってのもあるみたいですね。
    前回のニ眼レフ「海鴎」のころが、赤羽ブログにおけるフラフラ発見の記念日みたいですが。

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  2. SECRET: 0
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    二眼レフは60年代に最盛期をむかえて70年代に消滅したカメラ。ドイツ、日本で多くのタイプが作られた。今では中国、ロシアでトイカメラとして作られているものしかない。下のレンズが撮影用。上のレンズがファインダー用で映像をミラーで上方向に反射させてる。注意して歩いてるとこのタイプを使ってる人を今でもたまにみかける。その多くが20代30代。ま、昔の道具を面白がって使ってる感じかな。
    そう、それは去年の秋のことだった……。コメント欄がイッキに盛り上がったものだった…。

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