Superflyのデビュー6年目、5周年を祝う「GIVE ME TEN !!!!!」のさいたまスーパーアリーナ公演(セミファイナル)を見てきた。あいにくの肌寒い小雨模様。肌寒っていうどころではない、冬に戻ったかのような寒さ。
自分はSuperflyのファンクラブに入っているのだが、なんとこの公演のチケットを買っていなかった。ファンクラブツアーも行ったし、Forceのツアーも行ったし今回は見送ろうか…などと考えてしまっていた。だが、アルバムと関係ない公演は曲目がスペシャルになると考え5日前に急遽チケットを手に入れた。400レベルで定価よりも安く。次回からはまたちゃんとFC先行で買うつもり。
やはり今回のアリーナツアーは祝祭らしく、なつかしい曲が並んだセットだった。
17時43分に客電が消え、バンドが演奏を始めると青基調の衣装の越智志帆ステージ中央に出現。ハロー・ハローでライブスタート。
「こんばんわぁー!スーパーフライでーす!さいたまー、今日は盛り上がっていこうぜ!」 会場の手拍子に続いてHi-Five 。マニフェストのタメにタメたラストに周囲の女子たちから「かっこいい…」と声が漏れる。そして「恋する瞳は美しい」だ。「1タイム、2タイム、3タイム!」
そして志帆がアコギを抱えると、一体いつ以来なのかわからないが「1969」が来た!びっくり。
Superflyのライブが他と違う点は、曲間に30代40代男性からの「志帆ちゃーん!♥」という声援が飛ぶことだ。そのたびに周囲の女子たちがざわつく。そして人気曲の「凛」。これはFCライブで聴いて以来?そして最初のMC
「人数が多くなるほど燃える」という志帆。1万6000人の会場で「暴れ倒したい!みんなもOK?」「5年間で4枚のアルバムをリリースしてきた。今日はその中からいろんな曲をやりたい」「何がくるか、わからんよ!」
「過去5年間を振り返るとすべてが今になっている」「幸せなこと、つらいことたくさんあった」「がんばって今日にたどりついた。自分をホメてあげるライブにしたい」と志帆。
この日はストリングス隊とホーン隊が加わった大編成。花道前方のステージでDeep-sea Fish Orchestra、そしてMy Best Of My Life 自分的にはこの2曲が今日のクライマックスだった。My Best Of~は圧巻の歌唱で周囲からもタメ息がもれた。
志帆着替えタイムのバンド演奏タイム。ステージ後方のスクリーンに作りこんだ映像が映し出され、客にハンドクラップを求める演出だ。
黄色に赤と青のなんと言っていいかわからない衣装で志帆がふたたび登場。タマレボ、平成ホモサピエンス、How Do I Survive? とこの日最大の盛り上がり。「嘘とロマンス」のタオル回しなんていつ以来なのかまったく憶えていない。
メンバー紹介でこの日初めて、ステージしもて側の赤い衣装のギタリストがいつものヒラマミキオじゃなく、ひさびさの草刈浩司だ!と気が付いた。ま、400レベルの席からステージは遠い。ドラマーは今回も小田原豊!
かつてはライブハウスを回って、10人ぐらいの前で歌っていたというSuperfly。誰に向けて歌っていいのかわからなかったという。「そして今は2回目のアリーナツアーをしている。感謝の気持ちでいっぱい」「ライブと曲作りへのエネルギーが湧いてくる」「自分がパワーを出すほうだと思っていたが、みんなからパワーをもらっている。ありがとう!」
ある方へありがとうを伝えるために作った「輝く月のように」を、みんなにありがとうを伝えるために歌いたい。そして本編最後に「スタンディングオベーション」
アンコールではなんと場内でウェーヴが起こった。こんなの初めて!物販グレーTで現れた志帆もウェーヴを褒めていた。「アタシもその辺でやりたかった」
アンコールはBeep!! 志帆の動きが面白い。「劇団みたいやろ?気に入ってるんです。みんな踊れた?」とグラサン姿も。
アンコール2曲目は「愛をこめて花束を」。「Superflyを知るようになってくれた曲」であると同時に、志帆にとって「葛藤」を断つことができなかった曲。この曲は志帆がテレビ出演時にも語っていたが、「有名になっていくことが苦しく、消化できないでいた」という曲。しかし、あるとき、フェスやツアーで見知らぬ客同士が肩を組んで、稲穂のようになって幸せそうに歌っている姿を見たら「葛藤」が消えた。「心が軽くなった。何に悩んでたんだろう?」と思うようになったと語る重要な1曲。
そして最後は「どんなことがあっても前へ前へ転がり続けてね!」というメッセージを込めてRollin' Days
「みんなでジャンプしよう!せーの!」も久しぶり。「今日の日は忘れんよ!」で1日目終了。自分はこの日のみの参加。明日参加する人は全力で盛り上げて欲しい。タオルは必須。ウェーヴもしてやってほしい。
Superfly@さいたまスーパーアリーナ 4月20日セットリスト
01.ハロー・ハロー
02.Hi-Five
03.マニフェスト
04.恋する瞳は美しい
05.1969
06.凛
07.Secret Garden
08.Nitty Gritty
09.アイデンティティの行方
10.Deep-sea Fish Orchestra
11.My Best Of My Life
12.タマシイレボリューション
13.平成ホモサピエンス
14.How Do I Survive?
15.嘘とロマンス
16.Get High!!~アドレナリン~
17.Alright!!
18.Force
19.輝く月のように
20.スタンディングオベーション
アンコール
01.Beep!!
02.愛をこめて花束を
03.Rollin' Days
以上23曲!
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ライブ参加型パワー系ブロガーさん(笑)の本領発揮ですね。
ちゃんと正攻法でステップアップしてる歌手もいるってことと
愉しさが伝わるナイスレポートだと思います。
今日はほんと久々寒かった。汗かいて風邪をひかないようにね。
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いや、そんな気合入った感じじゃない。
近年どうもSuperflyから気持ちが離れぎみで、どこか熱くなれていない自分がいる。ちょっと淡白なレポになってると思う。
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これを読んで、どうしてもyuiの事に考えがいってしまいました。
アリーナこそやってないものの、武道館が即売り切れるほどの所までいきながら、自ら数十人の聴き手の前で(自分を知らない人ばかりの時も!)、心底楽しそうに歌えるってのは…やっぱりかなり変わってますよね。
もちろん悪い意味では無いですよ。興味が尽きないなぁ。
他の同業者からはどう思われてるんですかねぇ。
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そこ、以前からYUIの不思議なところ。大きな場所ではやりたがらない。RIJFもずっと3番手の会場。YUIなりの思想があるとしか思えない。
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そういえばそうですね。
大宮よりスーパーアリーナの方が大きいのに…。大きすぎたり、広すぎたりすると、緊張するのですかね?
話がずれますが、もしフラフラがこの先いろんなところでライブをするなら一度でいいので野音ライブも検討してほしいです。(できれば上野か日比谷)確か、会場自体もあまり大きくないので、やりやすいかと。
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今まで2回ライブに参戦しています。私の大好きなエレファントカシマシと同じく、蔦谷好位置がプロデューサーを担当していて、華やかで深みのある音も大好きです。
安定した歌唱力だからライブでも安心して観ていられるのですが、なぜかヒリヒリした高揚感が無いので少し物足りない。CDで聴く洋楽ロックのカヴァーの方が似合っているような気がします。歌詞に力が足りないのかな?もっと続けて30代になって深みが増して来たら良いのかもしれないです。
「愛をくらえ」が一番好きですね。
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自分はSuperflyのファンなので大きい声では言えないのですが、近年ちょっと熱が上がってない原因はやっぱり歌詞かなと思う。やや歌詞がものたりなく感じてしまう。しかしライブは鳥肌になる瞬間があるよ。楽しんだよ。
フラフラに野音は合ってると思う。けど、見たい人がみれなくなるなぁ。