恋をして、１番変わるもの

これはoricon style 2006年6月19日号。 「タイヨウのうた」のことはもういいよって思われるかもしれないが、YUIとしての８年間で一番雑誌メディアへの露出が多かった時期が1stアルバムと映画公開があった2006年なのだからしょうがない。出版されたものは整理するためにも要点をまとめていかなくてはならない。

もう新鮮な切り口は残されていないが、とりあえず目に付いた箇所を引用する。インタビュアーは三沢千晶

撮影はどうだったんですか？

映画自体が想像していなかったことなので、やっぱり最初はビックリしたのと戸惑いと、葛藤と模索とがイッキに押し寄せてきたんですけども。でも撮影に関わっている人1人1人の頑張りとか見ていると、だんだんいい作品を作りたいって想いが大きくなっていったし、薫という女の子の気持ちを大切にしたいなと思ったので、自然と役に入っていきましたね。

というようなことが語られる。もう何度も何度もインタビューされてきたことだ。そういえば、以前のYUIは「葛藤があったんですけども」とかよく言ってた。

演技に関することは省いて最後に１ヶ所だけ取り上げたい。インタビュアーは「恋をして、１番変わるものってなんだと思う？」という質問をYUIにしてみた

人と繋がるとか、ぶつかり合うとか。そして分かり合うことかな？私は、恋人が音楽みたいな感じだったので。……いや、それって気持ち悪いですね、間違えました（笑）！でも恋する女性を演じてみて……、やっぱり生きる力が湧くってことかな。

「恋人が音楽」と言ってみたものの、お姉さんライターを前に、すぐに気恥ずかしさを感じてしまったようだ。恋に関する質問にはこのときは引き出しがなかった。

その後のYUIを見ても、この気持ちは変わっていないものと思われる。昨年来伝え聞いてる情報だとYUIは多くのミュージシャンたちと出会い交流をしているようだ。この業界には若くかっこいい男も多いに違いない……出会いには恵まれているに違いない……。YUIと知り合う一番の近道はミュージシャンになることだろう……。