2012年12月3日月曜日

ウッドストックがやってくる!(2009)

1969年の伝説のウッドストックの大騒動を描いたアン・リー監督による映画「Taking Woodstock ウッドストックがやってくる!」を見た。日本での公開は2011年1月。
ウッドストックは今でもアメリカの大きな転換点だったと語る人が多い。

寂れた田舎町の商工会長を務める青年エリオット(ディミトリ・マーティン)の自己変革の物語。

ウッドストックを描いているのにステージ上のことは一切触れていない徹底的な割り切り方。
よくわからなかったヒッピーの文化の理解に役立つ1本。裸でドラッグ。LOVE & PEACE 。R15での公開になった。

自分はこの映画を見ているとき、主人公の青年がゲイだとはまったく気がつかなかった。じっくり集中して見ていれば最初のほうでわかるって友人が言ってた。
当時のアメリカの若者たちを感じられる。ベトナム帰還兵の友人役の俳優の存在感がすばらしい。

役者たちが実際にウッドストックに関わった人々にそっくりらしい。

あれだけ借金で首が回らず、銀行にも返済猶予に頭を下げていたのにモーテルを経営する母親が大金を貯めこんでいたのは笑った。121分の映画だが、テンポが軽快で飽きさせない。

3日間が終わった後の牧場がまるで戦場みたいだった。

え?まだ日本ではDVD化されてない?

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