これは1980年ごろ上海で製造された「海鴎」だ。この会社は現在SEAGULLというブランドで中国カメラでもメジャーな会社。製造台数が多く珍しくもないが、実際にこれで写真を撮っている人はあまり見かけない。
これは5000円の値札がついていた。見せてもらうとレンズに少し曇りがあり、合皮もはがれていて自分の「華中」よりヨタった感じがしていた。ピントノブが少し固い。フィルム巻上げレバーのセルフコッキングのタイプ。f3.5 シャッターは最速1/300 。ストラップを吊る金具が特殊な形をしていて合うものがない。シャッターは動いているけど、カチッとしていない気がする。
国立大工学部卒の友人が光センサーを用いてささっとプログラムを作ってシャッター速度を計測した結果、シャッターはチャージのたびに速度が変化するそうだ。やはり機構が複雑になったぶんだけデリケート。低速になるほど速度が正確じゃなかったそうだ。自分の「華中」も計測してもらったところ、こちらは概ね正確だったとのこと。
このご時勢にあえて「中国 上海」の文字が書いてあるカメラを使う。
自分の指導でフィルムを装填し、スタートマークを合わせて蓋を閉める。撮影直前に巻き上げたほうがよいとアドバイスしたが、できあがった写真を見てみると最初の1,2枚で一部コマが重なってしまっていた。
うーん、これは今後の課題だ。何か自分の想定していない動作を友人がしたのかもしれない。では一緒に試写に行ったので、このカメラで友人が撮った作例を見てみる。使用したフィルムはコダックのエクター100
ここは北区西ヶ原の古河邸。バラが咲いていた。
というわけで、2012年の秋深まった今、何故か男2人の間で中国製二眼レフで写真を撮る趣味が始まった。「茶道」がおいしいお茶を飲むことが目的でないように、「二眼レフ道」はいい写真を撮ることが目的じゃない(笑)。一連の所作を流れるようにこなす無我な自分がそこにいる。
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カメラずっと興味あるんですけど、まだ手が出てないですf(^_^;
二眼レフもかっこいいですね!
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YUIさんが
FLOWER FLOWERとして
ライブハウスで活動してるのは、知ってましたか?
ブロがーさんなら何かご存知かと…
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なんですかフラワーフラワーって?!
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レトロなカメラですね。いいな、かっこいい
こういうのどこで売ってるんですか?
写真も上手ですね
話しが変わりますがyuiさんが余命1年だと宣告されていた話は確かmartin clubの会報に載ってましたよ
ちょっと前に読んだ記憶があります
http://www.martinclubjp.com/mc52.html
大きな楽器屋さんに行けば読めるかもしれません!
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> K65 さん
写真の趣味はやりすぎなければそんなにお金かからないよ。ただ、最初は失敗が多いけど。
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>はっぴー さん
>かな さん
YUIの趣味的個人活動?告知とかしてないと思う。
このブログによく書き込みしてくれる「通りすがりですまそ」さんが行ったみたい。
自分も知りたいけど、日本で数人しか目撃してないと思う。
YUIはあっというまにブレイクしてライブハウス経験が少ないからライブハウスでしたいんだろうね。
ここで書く?YUI記事のほうが人の目にふれていいと思うけど。
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>ぽんぽん さん
YUI情報ありがとう。自分はその会報をみたことはないです。知らなかった~。
カメラはハードオフで買いました。ジャンク品なので初めての人にはハードルが高いと思います。