月刊歌謡曲 2007年11月号 LOVE & TRUTH

月刊歌謡曲 2007年11月号を250円でちょっと前に街で見つけて買っておいた。これは出た当時、「必要ないかな」と買わないでいたもの。映画「クローズド・ノート」主題歌「LOVE & TRUTH」リリース時期のインタビューが見開き2ページ掲載されている。では一部を少しだけ引用して紹介したい

■《過去も全部受け入れるって決めた》という深く、力強い歌詞が印象的でした。

そこが一番伝えたいところ。映画の原作で感じた、すごく強い決心を込めたんです

■YUIさんだったら、もし、好きな人にどんな過去があったとしても受け入れられると思いますか？

‥‥‥そうですね。相手のことを本当に好きだったら乗り越えられると思いますね。自分本位で考えてしまったら《どうして？》ってこだわるかもしれないけれど、相手のことをきちんと考えることができれば乗り越えられると思うんです

■何よりも驚いたのが、ストリングスと、歪んだエレキギターが絡むサウンド！

オーケストラのサウンドは最初から最後まで転調しないのに、ギターは半音ずつ下がっていくんです。聴いていてちょっと不思議に感じるかもしれないけど、そこで壮大さを出せていると思うんですよね。ロックとオーケストラという、相反するものを一緒に奏でるのは難しかったですが、すごく情熱的で深い曲になりました

■『Rolling star』からの流れで、最近のYUIさんの曲にはギターサウンドにこだわりを感じますが‥

好きなんですよね。歪んだギターの音色が。楽曲を作ると、自然と入ってきちゃうんです。とはいえ、前作のカップリング曲『Understand』みたいに、アコースティックの曲も私の中では大切な部分。どちらもバランス良く作っていきたいんですよね。でも今回は映画の主題歌なので、映画の世界観を壊さないようにというの前提に、壮大な曲を作れたと思います

■最初に映画関係者の人に聴かせた時に《ロック》テイストに驚かれた反応もあったと聞いたんですが‥

そうなんですよ。ちょっとアコースティックなイメージと違ったみたいで（苦笑）。でも、私はこの原作、脚本を読んで、絶対に譲れないと思った力強さをもとに作ったので

■なるほどー。そしてつけられたタイトルは『LOVE & TRUTH』。直訳すると真実の愛になるけど、これもまた力強いタイトルですね。

シンプルに《真実の愛》を歌いたいと思ってつけたんです。映画での《愛のうた》を考えたときに、余計なものは一切つけたくなかったんですよね

～一部省略～

■そして2曲目に収録されている『Jam』は、また爽快なロックンロールですね！

1曲目が思いラブソングだったので、2曲目はすこしハズしたものがいいなって（笑）

■すごく楽しそうに演奏している姿が想像できて、気持ちがよかったです。

ありがとうございます！この曲は、私自身、インディーズの人たちに負けないくらい楽しんで曲を作っているんだよという想いを込めて作ったんですよ

■みんなでセッションしている姿がすぐに想像できるような、すごくリアリティのあるストーリーになっているけど、これは実話ですか？

実話ではないですが、普段にかなり近いですね。バイクほしいなぁ、みたいな（笑）

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4thツアー時にどこかの会場で「Driving Happy Life」演奏後、客席から「バイクは？」と聞かれて「起こすのが大変そう」とやんわり否定していたので、車があれば充分と考えているのかもしれない。バイクにまたがるYUIの姿もちょっと見てみたかったが。YUIのヘルメット姿が見たい！ヘルメットYUIの可愛さは異常。

PS. 出版不況の中なんとか頑張ってリニューアルして存続してきた「ゲッカヨ」がとうとう現在発売されているもので最期になってしまったようだ。自分は一時期この雑誌をよく読んでいただけに残念。最近すごく世の無常を感じる。