2012年8月20日月曜日

ショコラの見た世界

思い出したようにこれも観た。最近急速に極私的に高まった竹内結子マイブームによって、ついにこれにも手を出してしまった。行定勲カントクによるショコラの見た世界(2008)だ。

 まあ、タイトルとジャケットからファンタジーの匂いはしていて長らく手に取ることを躊躇していたのだ。まあ、それほど内容もないCG映像短編だが。

予備校生大塚ちひろは雨のバス停でかつての姉の恋人和田聰宏と再会する。2人だけのカフェで死んだ姉(竹内)の思い出話に花を咲かせる‥だけの話。

冒頭でソニーエリクソンの協賛の文字を見ることができる。当時の最新モデルで「動画がこんなにキレイに見れますよ」というシーン満載。そういう映像作品。

今後の世代は、すでに亡くなってしまった人をとても鮮やかな動画でいつでも気軽に手のひらの上で見ることができるようになる。我々以前の世代とは異なった死生観を抱いていくことになるだろうと思う。

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