画が斬新。シアンがかった彩度の低い寒々しく美しい画面だ。主演の二人が異常な趣味嗜好を持っていて、まったくの無表情で謎だらけで恐ろしい。エコエコアザラクでも見ているかのようなサイコミステリーホラーだ。
原作を知らない自分はこだわりぬかれた色合いを持った絵作りに引き込まれたし、どんな展開をみせるのか想像もつかなくて面白かった。
それにしても美男美女の2人だ。独特の世界観。主人公が犯人を警察に知らせようなんて正義感がまったくないところが新しい。原作も読んでみたくなった。
死体を見るのが怖い人は見ないほうがいい。PG12指定でもおかしくないぐらい気持ち悪い。
PS. 後日、乙一による原作単行本を105円で買ってきた。実を言うと1回スルーした。この本が書かれたとき、乙一が23歳だったという事実のために。105円でもじゃまになる本は置いておきたくない。読んでみた。結果、ちょっと失望した。
映画を先に観てから原作を読んだ感想だが、映画は必要な要素を各章から汲み取ってうまく再構築していたように感じた。全体として暗く、描写が残酷だ。犯罪者視点でなんの罪もない少女が惨殺されていく。そして主人公の少年がイっちゃってる。江戸川乱歩の作風に近いが、猟奇過ぎる。
最終章の「声」は意味がよくわからない。もう途中から読む意欲をなくしていて、意味がわからなくても引き返して読む気力がなかった。それほど集中して読まなくても、大切な筋の部分はよくわかるように書いて欲しい。
映画と違って、「森野さん」が何も知らない「天然」な匂いがした。
それにしても美男美女の2人だ。独特の世界観。主人公が犯人を警察に知らせようなんて正義感がまったくないところが新しい。原作も読んでみたくなった。
死体を見るのが怖い人は見ないほうがいい。PG12指定でもおかしくないぐらい気持ち悪い。
PS. 後日、乙一による原作単行本を105円で買ってきた。実を言うと1回スルーした。この本が書かれたとき、乙一が23歳だったという事実のために。105円でもじゃまになる本は置いておきたくない。読んでみた。結果、ちょっと失望した。
映画を先に観てから原作を読んだ感想だが、映画は必要な要素を各章から汲み取ってうまく再構築していたように感じた。全体として暗く、描写が残酷だ。犯罪者視点でなんの罪もない少女が惨殺されていく。そして主人公の少年がイっちゃってる。江戸川乱歩の作風に近いが、猟奇過ぎる。
最終章の「声」は意味がよくわからない。もう途中から読む意欲をなくしていて、意味がわからなくても引き返して読む気力がなかった。それほど集中して読まなくても、大切な筋の部分はよくわかるように書いて欲しい。
映画と違って、「森野さん」が何も知らない「天然」な匂いがした。
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死体はダイスキ