この取材のためにYUIは読みかけ、まだ手を出してないものも含めて、19冊もの本を持参したという。
YUIが本を選ぶ基準は「ジャケ買い」だという。そして、「タイトルにそそられる」場合だ。ストーリーにも作家にもこだわりはないそうだ。
「あんまり結末は関係なくて。書き方というか、表現の仕方というか、その人の感性がよみたいなぁと思うから。」 江國香織、銀色夏生などの本を紹介。
ギターを始めた15~16歳ごろから本を読み始めたYUI
■「その前は読んでいなかったの?勝手なイメージだけど、図書委員とかすごく似合いそう。」にたいして
「飼育委員でうさぎを追いかけ回してました(笑)。どっちかというと1行読んで眠くなるタイプでしたもん。いや、読書はホントにいいと思いますよ。全然集中力なかったのに物忘れがなくなった。今や、次が読みたい!ってなってる時は、電車を降りてもベンチでひと段落するまで読んだりしちゃいますもんね」ちなみに、YUIが最初に読んだ本はビートたけしの「教祖誕生」。「こんなに薄いのに全然読めなくて。それでもなんとか最後まで読んだら、切ない感じが残って、ああ、本ってこういうものなんだって」
そして、このインタビューで自分が注目した箇所は
「ハリーポッターは読んだんですよ。昔、入院した時にすっごいヒマで、その頃出てたシリーズを3日くらいで一気に。」5年以上経って、オトナファミ 2012年1月号で「ハリーポッター」についての発言がある。2011年、ハマったエンタメは何ですか?の質問に
「ハリーポッターと死の秘宝 PART2」かな。「ハリポタ」には昔から思い入れがあって。地元の福岡にいた15歳のとき、体調を崩して入院したんですが、友達が「ハリーポッターと賢者の石」を持ってきてくれたんです。点滴打ちながら夢中で読みました。「音楽の道へ進みたい、でもどうしよう」って、すごく悩んでいた時期でもあったんで、その記憶と一緒に蘇ってくるんですよね。だから「ハリポタ」シリーズが、本も映画も終わるということは、ある意味私の青春時代も同時に終わってしまう、ということなんです。もう感慨深すぎちゃって、映画館で3D版観ながらボロボロ泣いちゃった(笑)。ここ読んで自分も泣いた。「私の青春時代も終わる」って、それは言いすぎ(笑)。まだまだ続いてくれないと、我々の青春も終わる。
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