2011年12月5日月曜日

Perfume / JPN は大傑作!泣いた

Perfume_jpn1_n
ついにファンが長らく待ち望んでいたアルバムがリリースされた。世界を意識してタイトルは「JPN」 堂々の発表だ。前作「⊿」から実に2年4ヶ月ぶり。その間にずいぶんといろんなことがあったなあと思う。

3人ともさらに美しくなったし、さらにパワーアップだ。あの「GAME」を超えるアルバムはもう現れないんじゃないかと思っていた。もう自分の残りの人生にさほど驚くようなことは残されてないだろうと思っていたのだが、聴いていて涙が流れ落ちた。これほどまでのことができるとは!シングル曲が多くて、新鮮味がないのかな?とも思ったけど、1曲目から何もかもが驚き!ヤスタカはアルバム用に音を変えてきた!すごい!一気に全部聴けた。また頭に戻って再生だ。POPだ。楽しいー!これは魔法だ!MY COLORを聴いて、目の前がパッと急に明るくなったようだ!本当だ。すべての曲がいい!GAMEをあっさりと更新だ。すごくウキウキする!宝物を手に入れた感じだ。

もしPerfumeがなかったら、この世界はもっと暗いものになっていただろう。ありがとう。本当にありがとう。今はそれしか言えない。
Perfume_mm2011
PS. そして後日、取り寄せておいたMUSIC MAGAZINE 12月号をようやく読んだ。この雑誌はPerfume大好きだな~と思っていたら、各ライター達もみんなPTAに入っているのか。まあ、読んでみてそれほど新しい情報を得られたりするわけでもないけど、各自にとってのPerfumeが語られる中、「あ!」と思ったのが、忘れもしない昨年11月3日の東京ドームであ~ちゃんが突然「にんじんたまねぎじゃがいも~♪」と始めた件について、初めて活字で見たことだ。あの「カレーのうた」にはおそるべき深い意味が込められていたことを知ったのは、今年の9月になってからだ。吉田豪氏のラジオでの解説が瞬く間に日本中を駆け抜けた。

あの時は「またあ~ちゃんのお遊戯会かよ~」などと思っていたのだ。まあ、あの日東京ドームにいたほとんどの人がその意味を分かっていなかったわけだが、ごく一部の人たちだけがその意味に気がついていたのだ。初めて事実を知ったときは鳥肌が立った。呆然となった。泣いた。Perfumeの3人があそこまで謙虚な理由がわかった。Perfumeの東京ドームに至るまでの道には多くの夢破れ去って行った「地下アイドル」たちの存在があったことを彼女達は忘れていない。かつて、小さなライブハウスで共演したアイドルのオリジナルソングをあそこで披露しておいて、そのことに一言たりとも触れていない3人。Perfumeってどんだけ深いんだよ!この雑誌でまた多くの人がその事実を知ることになる。

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