先週、友人に誘われてここへ行ってきた。横須賀の海上に浮かぶ無人島・猿島だ。東京の人には「猿島?どこ?」って思われるかもしれないが、横浜・横須賀近辺の人にとってはよく名の知れた観光地。東京湾の数少ない天然の島。無人島。かつては管理されておらず、荒れ果てたけど、今では管理人を置いて島を観光地として整備して夏のシーズンは海水浴客でにぎわう。
京急横須賀中央駅で降りて船着場まで歩く。途中コンビニで昼ごはんを買い、5分足らずの船旅。往復で1200円。
自分が予想していた200倍は人がいた。寒々しい空だったのに。船も揺れた。
浜辺ではこんなにも多くの人が持ち寄った食材でバーベキュー。
この島のもうひとつの一面が、要塞としての島だ。幕末に外国からの船ににらみを利かせるために砲台が置かれた島のひとつ。明治期にはレンガ積みの弾薬庫が作られた。
一時期誰も管理しておらず島が荒れ果てたけど、今ではこんなふうに木で道が整備されて島を回れるようになっている。この日も団体の歴史勉強会的な一団が数グループやってきていた。
レンガのトンネル。カメラを構えた人が多かった。どこか異次元の世界的な場所だ。
なぜかコスプレ撮影快適な場所としても有名らしい。この日も珍妙な色のヘンテコ衣装を身につけた若者がお互いを撮影していた。
この島は日蓮ゆかりの場所でもある。
この横穴は日蓮洞とよばれる場所
明治以降は要塞の島
トンネルがいくつか残っている
ペリーの黒船がやってきて、慌てて砲台が築かれた。
この島の対岸にはこんなものが!
日露戦争の軍艦みかさ
土に埋められているので実際には浮かんでいない。
「坂の上の雲」ブームで団体バスがつぎつぎにやって来る。
まあ、眺めるだけで入らなかったですけど。
東郷元帥が立っていた船。
すごいものが残っているものだ。
その後、横浜へ戻り、友人の家に向かった。
0 件のコメント:
コメントを投稿