2011年9月21日水曜日

弦楽のためのアダージョ

Barber_bernstein もうだいぶ前になるけど、池袋でこのCDを500円で手に入れた。バーンスタイン指揮、ニューヨークpoのサミュエル・バーバー「弦楽のためのアダージョ」

とても有名な曲だけど、まだ1枚もCDを持っていなかった。「プラトーン」で使われたので映画ファンにもおなじみのクラシック。テレビドラマ「のだめカンタービレ」では千秋センパイの幼少期飛行機胴体着陸トラウマシーンで使われた。まあ、とても悲劇的な音楽。それほど長い曲じゃないので誰でも聴いてみていい曲だと感じられるのではと思う。バーンスタインの指揮も熱く激しい。適度に粗い。

そしてバーバーのヴァイオリン協奏曲をアイザック・スターンが弾いている。この曲も名曲。第3楽章がとても難しいらしい。演奏もすばらしいのでとても気に入った1枚になった。いい買い物。

バーバーの音楽はどれを聴いても国籍が不明な感じがする。それほどアメリカを強くは感じない。

そして、ウィリアム・シューマンの「To Tree Old Cause」「In Praise of Shahn」という自分にとって未知の曲も収録されている。日本じゃまったく人気がないW.シューマンの2曲を初CD化したもの。こちらはアメリカを強く感じる曲。ブックレットを読んで初めて知ったのだが、W.シューマンは大学卒業後、広告代理店に就職してから音楽に目覚めて作曲の勉強を始めたそうだ。つまりアマチュアだった作曲家。日本人ってこういう経歴の人に冷たい。

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