2011年5月24日火曜日

ムラヴィンスキーのブラームス1

Mravinsky_brahms このレコードをひさしぶりにかけてみた。クラシックばかり聴いていたころにどこかの古本屋で700円で掘り出した新世界レコード(?)のムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのブラームス:交響曲第1番だ。買った当時は音が悪いって思ったけど、(1949年の録音)今では普通に聴けるようになった。音の悪い録音は他にいくらでも聴いている。音が悪いって悪評高い録音だけど、自分は全然気にならない。だって、ムラヴィンスキーのブラームス1はこれしかないんだから。いろいろCDでも出ているみたいだけど、もう深追いする気にならないのでCDで聴くこともないだろう。そんなに音が悪いのか・・。

さすがにトゥッティは「あらら~」ってことになるけど、室内楽的な部分はしっかり聴ける・・・と思っている。錯覚かもしれないが。どんなテンポで、どんな表現で演奏したのかは十分わかる。きりりと引き締まったいい演奏だし。信じられないかもしれないが、自分が一番よくこの曲を聴いたのはこのレコードでだ。そんな人はいないだろう。音がよくてさらに質の高い演奏は他にいくらでもあると思うけど、自分としてはこれがベストになってしまった。そんな人はいないだろうけど。

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