いつも秩父方面ばかりでは芸がないというわけで、2日前にT君とメールで話し合い、数年ぶりに丹沢へ行くことにした。
5時に起きて、新宿を6時38分に出る小田急線小田原行きに飛び乗り、秦野から午前中1本のみのヤビツ峠行きに乗り込み、9時過ぎにようやく山道へ。小田急線って下りも朝は激しく混む!まあ、座れたからいいけど。
バスも1本遅く着いていたら座れなかった。中高年ハイカーだらけ。連休前に丹沢へいくという選択は正しかったのか・・・。
きつい登りをひーひー言いながら、汗をどっぷりかきながら二の塔をやっつけ、三の塔に着くと、これがもう経験したことがないぐらいにゴーという音の鳴る強風。
顔にバシバシと砂が当たって痛い。息ができない。カメラを構える余裕がない。軽く恐怖を感じる。
避難小屋の影に身をくるめてコーヒー&ランチ。今後どうする?と話し合い、帰るという選択肢もあったが、やはり烏尾山への尾根を歩かないと、ここまで来た意味がないと鳥尾山を目指して歩く。
ああ、これが丹沢の尾根
今まで、いまひとつ丹沢の魅力がわかっていなかった。雄大だ。
まず、急な岩肌をクサリを伝って慎重に降りる。やはり強風と突風がすごくて、落ち着いて写真が撮れなくて、結局ほとんど写真をとらなっかった。怖かったし。
雲がすごいスピードですっ飛んでいく。ただ、強い南風なので寒くはない。寒かったら遭難の恐怖とも戦うことになるが。
三の塔から烏尾山までたったの15分。見た目だと遠く見えるけど、急な岩肌の道を降りるとすぐに上りに転ずる。
烏尾山山頂もしゃれにならないぐらいに強風と突風が吹き荒れて、立っていられない。しばらく、笑うしかない。
長居は無用と正午前には大倉方面へ下山したのだが、この道が信じられないぐらいに荒れていて、あまり人も通らない道らしくてひどく精神的に疲れた。
道が不明瞭だが、尾根はこれしかないと心に言い聞かせて、膝が痛くなったが、ようやく林道に達したときはほっとした。
この林道もすごく荒れた感じでひどいめにあった感がする。岩がごろごろして歩きにくいし、風景に変化もなく、何も歩いていて面白いこともなくただ疲れるだけのひどい道。
遠すぎた。うんざり!ありえない!ようやく大倉バス停の「さく間」で本格的な蕎麦をいただく男二人。これが3時ごろ。
もう、丹沢はいいわ。これからの季節はヒルの心配もあるし。やはり我々には秩父が似合っている。帰りの小田急線の混み具合も最悪だった。何もいいところがない。これが人生最後の丹沢だろう。
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大変です!!。鳥尾でなく烏尾です。カラスです(^_^.)。
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↑直ちに修正します
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しかも、「さか間」です(^_^.)。