2011年4月19日火曜日

MARQUEE Vol.64 特集 Capsule

Marquee_vol64 MARQUEE Vol.64 特集 Capsule を300円で見つけたので買ってしまった。2007年以降、この自分にもっとも音楽の楽しさを示してくれたのは中田ヤスタカという人である。今までの自分の中田ヤスタカとCapsuleに関する知識を1とすると、この特集を読んだ後では20といってもよいぐらい。すごい人だよ・・・。以前、小西康陽が中田ヤスタカとPerfumeのスタッフを褒めまくっていたのを何かで知ったのだが、ソースはこの雑誌だったのか・・。


で、PerfumeファンとしてはヤスタカがPerfumeについて語っている部分が気になるわけで・・・・。以下、インタビュアーとのやりとり
中田君とPerfumeのメンバーが音楽的な話をしているとはあまり思えないんだけど。 
「あぁ、してないですね。」 
発注が来て受注したような、いわゆる資本主義然とした関係で成立してると思うんだけど。でも、だからこそ、そこにおもしろい感じが生まれてるのがPerfumeだと思ってるわけですよ。 
「そこは俺が頑固だからってところがあります。言われてることに応えてないですもん。」 
あはははは!(笑) 
「でも、それがちゃんと発売されてるから。だからおもしろいんだと思います。それはね、『この子たちはアイドルだからアイドルソングを作ろう』みたいなおざなりな感じで、アイドル風にやっても『誰が聴くの?』ってやっぱり思ったんです。そうじゃなく『Perfumeだけの持つ価値を作ろうよ』って思ったんですね。まあ、価値観はそれぞれ違うから意見は食い違ってくるんだけど。少なくとも僕が曲を提供するチャンスがあった以上、Perfumeに対して自分なりにできることをこだわってしただけです。アイドルだからって手を抜くことはしたくなかった。音楽は音楽として引き受ける以上は、それが僕の役目だと思ったし。で、『アイドルがアーティスティックである必要性がない』っていう考えは持ってないんですよ。俺としては(笑)。まぁ守るものがあんまりなかったから、戦ってこれたんですけどね。今、振り返っても、こだわってよかったと思って(笑)。」


自分は中田ヤスタカ以外の人がPerfumeの曲作ってなかったら、たぶん興味も持ってなかった。初めてPerfuneを知ったときの衝撃はすさまじかった。初めてエレクトロ・ワールドのPV見たときなんか20回ぐらいリピート再生してしまった。神だと思ったわ。
で、相方のこしじまとしこのことはどう思っているのかとかも興味深かった。3年間東京と金沢の遠距離ユニットだったという事実に驚いた。こしこは金沢でダム設計会社のOLだったのだ。びっくり。というわけで、Capsuleファン、ヤスタカファンは必読の1冊


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