2011年4月4日月曜日

新垣結衣「ハナミズキ」(2010)

Hanamizuki
製作中から楽しみにしていた「ハナミズキ」(2010)を見た。 もちろんガッキーが見たい!という強い動機があったが、自分は一昨年、この映画の舞台となっている釧路を訪れた思い出もよみがえるであろう映画。

ただ不安だったのが、「恋空」のスタッフが…とか、「涙そうそう」の監督が…とか、TBSが絡んでいること。たぶんおそらくつまらない。だがしかし、あくまで目当ては新垣結衣。

ああ、一目でTBSのドラマとわかるつくり。男女10年にわたる純愛を描く。
男女がすれ違って数年後…っていうテロップばかり見せられる映画。苦手だわ。

父親の船の借金→破産→一家離散と社会のどん底にいる男と、東京の大学へ進学するヒロインのすれ違い。
ヒロインが心魅かれる田舎にはいないタイプの男は決まって、向井理みたいなハンサムでにやけ顔。だぼっとしたコートを着て、手には一眼レフカメラ。ええぇ…。

カナダでヒロインが店先の船の模型を見つけるところなんか、「ありえないだろ!」とツっこんだ。

一青窈の同名大ヒット曲からスタートした企画をTBS的に展開しただけの映画。
結局「いろいろあったヒロイン」を描きたいだけ。
「情熱大陸」で撮影中のガッキーを見たけど、日に日に明るさを失っていく姿が痛々しかった。

しかし、それはすべて予想の範囲内。唯一予想を超えていたのは「新垣結衣の可愛いさの度が過ぎている」ということ。
制服姿のガッキーに「お願いっ!」と手を合わせて頼まれたら、この自分もどんな無茶だってできる。危険な冒険もできると思った。新垣結衣は天使!
Aragaki_8

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