2010年12月25日土曜日

Weihnachts-Oratorium BWV 248

Christmas_jacobs クリスマスにもっともふさわしい音楽は何かと考えたところ、2,3週間前に中古で500円で手に入れたバッハのクリスマス・オラトリオ ヤーコプス盤をようやく聴いてみた。J.S.BACH Weihnachts-Oratorium BWV 248  René Jacobs, et Akademie für alte Musik Berlin  1997 Harmonia Mundi  これってけっこう評判のいいCDのはずだが・・・安っ! 自分はクラシックファンじゃないです。500円CDのファンです(笑)。

まず音楽以前にジャケットのジョヴァンニ・ベッリーニGiovanni Bellini(1430?-1516)のマリアと嬰児イエスを数年前、自分がよく西洋美術の本を読んでいたころ、初めて見たとき戦慄を覚えた。まるで生気がない・・。この人の描くテンペラ画からはまるで音というものが聞こえてこない。恐い・・・。この曲のCD中一番のインパクト・・・。

まあ、それはさておき、音楽はいつものヤーコプスらしく速めのテンポでアクセントのきいた刺激的な演奏。って云ってるけど、自分としては期待していたほどじゃなかったが全体としてとても立派。altoのショルが印象的。

自分はクリスマス・オラトリオが18,19のころから好きだった。バッハの4大宗教曲のなかで最初に聴いたし、これが一番明るくて、重くなくて気軽に(?)聴ける。このヤーコプス盤を手に入れる数日前に再生していたのが・・・・ 

Koopman_bach コープマン盤 Ton Koopman & Amsterdam Baroque Orchestra


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