で、このレコード 数年前に300円ぐらいで手に入れたものだが、調べてみたけどEtudes 「4つのリズムの練習曲集」のほうはまったく引っかからない。メシアンのスペシャリスト天才少年だったMICHEL BEROFF ミシェル・ベロフの1977年?ごろのEMIの録音だが、ひょっとしてCDになっていないのか?「8つの前奏曲」のほうは「嬰児」に収録されているのでメシアン・オタ(そんなのいるのか?)でも広く知られているだろうが。
Messiaen メシアンがパリ・コンセルヴァトワール学生時代に作曲したPreludes前奏曲集(1929)は曲のタイトルがまったくドビュッシー風。そして、曲もふつうのクラシック聴いている人にはドビュッシーに聞こえるはず。第8曲「風の中の反映」はちょっと雰囲気違うけどいい曲。
そして、練習曲集(1949)~第1曲「火の島Ⅰ」 第2曲「音価と強度のモード」 第3曲「リズム的ネウマ」 第4曲「火の島Ⅱ」~ 以前この曲をちょっとはクラシックを知っている人に聴かせたところ「これを聴かされるのは拷問に近い」という感想だった。けっこうハード。自分としては火の島Ⅱ~「第1曲の循環主題の変奏と、12種の持続と、12の音、4種のアタック、5種の強度からなるモード書法の部分の交代からなるトッカータ風の曲」がもっとよく取り上げられてもいいのでは と思う。 ベロフの残したEMIのCDはメシアンだけあればいい感じ。たまにドビュッシーもいいけど。
ちなみにこのレコードを再生したらターンテーブルが壊れた・・・。ゴムが劣化で落っこちた・・。300円で秋葉原で買ってきたゴムで代用。けっこううまくいっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿