2010年9月29日水曜日

讃岐旅行記 琴平編

人生で初めて四国に上陸した。YUIツアーのおかげで四国に行く理由が出来たのだ。
「四国の右上」(by ARISA)の香川県だけなんだけど。直前になって航空券とホテルを予約したので5万円ぐらいかかったよ。これからしっかり切り詰めていかないと。

さて、香川県といっても思い当たるものといっても「うどん?」ぐらいしか思いつかない。
ああ、それから金刀比羅宮がある!江戸庶民が一生に一度は訪れたいという金比羅さんだ。

空港に着くと琴平ゆきのリムジンバスに乗り込んだ。接続を待って出発するので10分ぐらい出発が遅れたが、まあこっちは時間がありあまるほどあるからね。乗客は自分以外2人しかいなかった。
琴平駅までのバスだったがここが金比羅さんの入り口ということで途中で降ろしてもらった。天気が良すぎて暑い。
だが、空気は爽やかだ。Tシャツ1枚で参道を歩き始めると、早速うどん店が現れた。

セルフ方式なので慣れていない自分はとまどった。「で、どうしましょ?」といわれ多少まごつく。じゃあ、しょうゆぶっかけで。
ああ、讃岐うどんの本場でうどんを食ってる!冷たいうどんを選んだ。客は自分以外に2人だけ。まだ朝の10時台だしね。
さてと、じゃあ石段を登っていきますか…。参道にはおみやげやさんが延々と続いている。
いちおう本宮まではいくつもり。奥の院はそのときの気分次第だが、江戸の庶民代表としてなんとしても行かねば。
まあ、ウワサには聞いてた石段だけど、ここ数年山へ登っているのでそれほど苦に感じなかった。休憩もまったく取らずに登れた。
でも、年取ってから来たいと思ってもこりゃ大変。背中に汗をかく。リュックを駅のロッカーに置いてくればよかった。
大門が現れた。でも、登り始めてまだ10分もたってないと思う。
平らな直線の場所もある。両脇には全国どこどこからやって来て金数万円寄付したというような石が延々と並んでる。
旭社があわられた。立派な社殿なので、江戸明治の有名な博徒がここで引き返したんだとか。さらに登る。
みんなひーひー言って登る。これが最後の石段っぽい。なんて歩きにくい石段なんだ。
ようやく金刀比羅宮の本宮に到着。江戸時代から全国の庶民が一生に一度は訪れたい場所として賑わった。

さて、参拝。毎日健康で楽しく暮らせますように。幸せになれますように。
琴平の町が一望できる。この時点で十分にいい風景なのでほとんどの人がここで折り返す。
自分はは時間が有り余っているので奥社を目差すことにした。
まあ、道は舗装されているので普通の靴でもまったく問題ないと思う。
白峰神社らしい。崇徳天皇を祀っているらしい。
まだまだ登る。信仰の力はすごい。老若男女が登ってゆく。もうすでに本宮までの距離の倍は来ていると思う。
やっと到着。若者が多かった。20人ぐらいいた。ご利益がそうとうあるはず。ないはずがない!ちなみに、金比羅さんは海運の神様。
ここからの景色がすばらしい(一番上の写真) 讃岐の風景
降り始める。まだようやく正午ごろ。自分の印象では高尾山に下から登るのよりは楽な感じ。
平日なので参道の商店街も人がまばら。ここから駅をめざして歩く。
JR琴平駅。こっちで高松へ行くにはちょっと遠回りなので反対の琴電へ。
その前に駅舎を見ながらジュースタイム。
こっちが琴電の琴平駅。左側の橋は現在大工事中。
高松築港駅までは50分以上の旅。四国へきて琴電に乗るなんて、半年前はまったくイメージできてなかった。
こんな路線。こんな風景。讃岐の田んぼ。山々。のどかだなあ。
車窓。稲刈りの時期。
高松築港駅に到着。
高松城跡。高松ってけっこう思ってた以上に都会だった。学力の高い県として有名らしい。
ここから瀬戸内海へのフェリーが出ています。瀬戸内の風景。
この反対側がアルファあなぶきホール。ライブまではまだまだ時間が有り余るほどある。

これにて琴平編、終り。

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