2008年8月26日火曜日

魍魎の匣(2007)

実相寺昭雄による「姑獲鳥の夏」のキテレツさが印象深かったので、京極夏彦読んだことないし関心もないけど第2弾「魍魎の匣」を見てみた。監督脚本は原田眞人。配給はショウゲート。

「関口君」が永瀬正敏から椎名桔平へ交代した。キャラが確立されている。
とにかく登場人物が多くてみんな饒舌で話が入り組んでいて理解できない! 

中国ロケによる映像が素晴らしい!!こんな豪華なセットがあるんだ。映像に目が釘付け。
昭和20年代の日本の風景を中国で撮っているのでノスタルジーは感じるものの、その風景はやはり日本のものではないという違和感。
存在しなかった過去。むしろ幻想的で新鮮!街の風景、郊外の風景を見るだけでも価値がある。

最初から最後まで表情がクルクル変わる田中麗奈がカワイイ!谷村美月もカワイイ! 

ただ、おもしろいか?といわれると、京極作品に思い入れがないと微妙だろうな。

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