2008年4月8日火曜日

bridge VOL.56 SPRING 2008 Perfume 光と涙の8年史!

Bridgejpg 特集20ページ「知られざるPerfumeの真実」を読むために購入。泣いた…。

もう彼女たちを説明するのにテクノポップユニットという言葉はいらないだろう。このインタビューを読めば結成から8年間 人知れず悩み苦しみ努力を重ね、試行錯誤を繰り返し、尚且つ芯だけはブレなかった姿がよみがえる。 

彼女たちが何をどう考えて今日があるのかを教えてくれる 貴重な資料。 Quick Japan ともども必須の史料。
「東京行って、そこでコケたらもう先はゼロだってわかってた」  
これが中学生の口からでる言葉だろうか?

彼女たちは地元広島のアクターズスクールでは一目置かれる、ダンスも歌唱もスターのオーラもある憧れの存在だったのだが上京してからの現実。
メジャーデビューに際しての不安について 
あーちゃん「ああ、そのときはありましたね。まあでも、インディーズの”ビタミンドロップ”とかあのへんとかでもう落ちぶれていたから、そういう新しい変化は嬉しかったですね。」
3人とスタッフやプロデューサー中田ヤスタカとの関係をうかがい知れる発言 テクノポップという新しい路線に対して抵抗はなかったか?との質問に対して
かしゆか「音楽性にはなかったですね。ただ、上京してPerfumeが英字になることにはすごく反対しました。すっごいそこは反対したんですよ。でもやっぱり逆らえなくて、普通に英字にされましたね。」
テクノを歌う というコツを掴んだ時機について
あーちゃん「ビタミンドロップぐらいからちゃんと歌えるようになったよね。従った感じ。諦めた感じというか(笑)。」
中田ヤスタカとの独特のプロデュース作業(レコーディング)について 
かしゆか「中田さんが座らせて。ほんとはすごいブーイングだったんですけどね。でも言えないから。ここだけの話なんですけど『絶対さ、次はイスやめてくださいって言おうね!』って。 そう言ってんのに、行ったら『はい』とか言って、あ~、座っちゃったみたいな。結局言えず。」 
彼女たちはSPEEDや安室奈美恵になりたかったのに、「冷たくそっけなく歌って」と言われ、あげく 座って歌わされ…。

自分たちに自信の持てなかったのっちの学校でのクラスメートに対する屈折した考え
のっち「アイドルっていう枠組みの中だし、学校の人たちなんか『しょせんアイドルでしょ』みたいな感じで、バカにするっていうか、そういうニュアンスだろうなって思ってて。」
「クラスの子とか絶対に呼ばない。『来たいの?うんうん、じゃあ次おいでよ』みたいな感じで言っときながら呼ばないみたいな
自信が出てきた要因は? 
のっち「学校ではバカにされてるけど、クラブでかかったら盛り上がってくれるんだぞみたいな」
彼女たちの言葉はすべてが重い。だからこんなにも感動するんだね。Perfumeを聴かないなんてバカ!といかいいようがない(おすぎ風)。

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