2025年12月8日月曜日

原菜乃華がアナザースカイに登場

原菜乃華(22)がついに「アナザースカイ」(11月29日放送)に登場。7歳のときに主演した短編映画「Lieland」(2016)で滞在した北海道を旅する企画。自分はその映画をまったく知らない。短編ということは商業映画ではなかったかもしれない。しかし7歳での映画初主演は初めて演技を仕事として意識したという。
菜乃華がまず訪れたのがスープカレー店。7歳のときも食べたらしい。
菜乃華は「おはスタ」にレギュラー出演していたので、食レポもできるらしい。

そして藻岩山展望台へ。札幌の街の灯が揺れて見えることを発見し感動する菜乃華。ここ、自分もだいぶ昔に行った。もうあんまり覚えてないけど。
そして7歳のとき以来でロケ地「こぐま座」を訪問。7歳のときの記憶は22歳になってしまうとすでに曖昧。
「物心ついたときはもう役者をやっていた」「2時間サスペンスの犯人の幼少時代とか」「習い事感覚でやっていた」という回想。

そこに片岡翔監督・脚本家が登場。菜乃華にとっては恩人のひとり。監督が菜乃華を起用した理由は「キラキラしてたのに影があった」
そして2017年にも主演映画「はらはらなのか。」が公開。菜乃華のローティーン時代の役者人生は順風かに思えた。
しかし、その後は厳しい現実が待っていたという。そこ、自分は「えっ?!」って驚いた。菜乃華は子役時代からずっと仕事が途切れていないと思ってたから。
どうやら「はらはらなのか。」以降、2018年から数年間、役者としてのオファーはなかったらしい。オーディションも受からなかったらしい。それは中学生少女の心を傷つける。
「ずっとこの仕事をやっていく感覚はあった。なのにパタンと仕事がなくなった。」「毎日学校終りにオーディションを受けに行ってた」「100個受けて100個落ちて」「しんどかった」と語る。
「このまま先が見えないまま続けるのも地獄だし、辞めるのもある意味地獄だなって思って」「ほぼ全部の時間をお芝居に全ベットしてきた。今辞めたら生きてきたほぼ全部の時間がパーだと思ったら、辞められないなと思って絶望しました」
これ、女優は誰もがみんな同じような経験を語ってる。女優の道はとてつもなく厳しい。
「お仕事がまったくない、どこにも所属してないとなった時、他の仕事をしてる自分がまるで想像できなかった」「辞める勇気がなかったっていう方が正しいかもです」「ポジティブな気持ちで続けたいというよりかは、しがみつきだった。執着だった。」
オーディション受からな過ぎで菜乃華は自分でレッスンを受けに行ったりもしたという。
そんな苦悩の日々、「映像作品を観られなくなった」「ドラマや映画がキツイ辛いことを思い出すトリガーになっていた」「大好きな場所だったものが逃げれないものに変わった」とも語る。ええぇぇ…。そんな辛い体験をしていたのか。
そんな苦難の歳月に終わりを告げる時がきた。「すずめの戸締り」のヒロインに選ばれた。なんと1700人超のオーディション。声優は初挑戦。それは受かると思えなくて当然。
菜乃華の「辞めなくて良かった~っていう気持ちです」には思わずこちらも涙。
もともとインドア志向で休みの日は家でしか過ごさないという菜乃華。「去年1年間は忙しすぎて私生活の記憶があんまりない」
原菜乃華のこの1年の活躍ぶりはすごい。若手女優筆頭とも呼べる活躍。
それではいけないとうことで、やりたいことリストをつくってひとつずつクリア。晩秋の十勝川でボート下りを体験。北海道は自身のキャリアの始まりの場所で特別な場所。そこが菜乃華のアナザースカイ。

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