2025年4月15日火曜日

アイの歌声を聴かせて(2021)

2021年公開の長編アニメーション映画「アイの歌声を聴かせて」が3月14日にEテレで放送されたので録画しておいたものをやっと見た。
原案・脚本・監督は吉浦康裕。制作会はJ.C.STAFFで配給は松竹。

自分は何も予備知識がない状態で見た。
田舎にある高校の教室に謎の美少女ポンコツ転入生シオンがやってくる。いきなり歌い出して周囲どんびき。そしてちょっとした騒動。え、これはミュージカルアニメ映画なの?
この素人ぽい声優は誰だろうとずっと考えていた。どこかで聴いたことあるような声だ。エンドロールみてやっと気づいた。土屋太鳳だった。

そしてもう一人のヒロイン・サトミは福原遥。AI研究者母に代わって家計と家事を担当するしっかり者。
そしてIT技術者のような男子高校生トウマは工藤阿須加。あとはモテ男、三角関係の一角美少女、柔道男、など。

これ、ヒト型AIロボットと高校生たちの友情と青春物語。そして田舎に本社のある大企業星間エレクトロニクスの偉い人との闘い。
正直、自分はそれほど新鮮さを感じることはできなかった。だが、オリジナルでこのクオリティは十分に良い。

田舎風景がもうすぐそこに迫った近未来という感じ。無人運転バスが運行してるとか。いつかこんな時代がやってくるというイメージを見せてくれた。
だが、人間と見分けのつかないAIロボットは現実的にはまだまだかかりそうな気がする。電力で動くなら小型大容量バッテリーの問題とか。

この映画はオリジナルアニメとしては人気だったらしい。そのわりに土屋と福原の舞台挨拶とか番宣とかぜんぜん見てなかった。コロナだった時期だからかもしれない。自分はコロナ後ずっと本を読んでいる。

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