2022年5月14日土曜日

長澤まさみ 水川あさみ「女自転車ふたり旅」(2009)

2009年12月29日にBSプレミアムで放送された長澤まさみ水川あさみ「女自転車ふたり旅」を暇すぎて見返した。どこにも行けない時はこういう番組を見るしかなかった。

ちなみにこの番組はDVDソフト化され販売されている。本放送では70分ほどだったのにDVDでは収録時間が2時間ほどある。自分はDVD版を見たことがないのでどこがどう違うのかを知らないが、たぶん未公開シーンがあるに違いない。

まさみにとって自転車は静岡磐田時代から慣れ親しんだ身近な存在。風を切って走るとストレスを吹き飛ばしてくれるらしい。
この時期のまさみは、どう言っていいのかわからないのだが、化粧水を塗りたくったような肌の質感。肌の水分が多そう。すごく色白。
ハワイ諸島の中で最大の島ハワイ島は四国の半分ほどの大きさ。
コナのホテルの前で水川と待ち合わせ。ちょっと遅れたまさみに水川は「まさこ、遅いよ!」
ちなみにこの時期のまさみは「親しい人にはまさこと呼ばれたい」と言っていた。まさみは当時22歳。

自転車を借りてハワイ島西海岸を出発。右手に広がる風景は溶岩の大地。ちょい上りの道で早くもまさみはキツそうな表情。暑そう。
ロードサイドでチキンを焼いていた店に寄り道。店の主人からハワイの感想を求められたまさみ「暑い」の一言。ちなみにまさみはこのハワイ滞在中に喉がガラガラ声。何かのアレルギーか?
チキン屋のおじさんから日本人は普段何を食べているの?という質問にまさみは「みそスープ」と回答。
午後5時にクア・ベイに到着。おでこまさみ、かわいい。
2日目、ハヴィに到着。地元ガールズに遭遇。フラダンスのスクールに飛び込みで入門。まさみは子どものころからダンスに慣れている。

3日目、日系2世野菜農家と出会う。初対面のその場でトマトをもらう。自己紹介すると「マサミとアサミ ほとんど同じ」と突っ込まれる。甘いという玉ねぎやコーンを生のまま半信半疑で口に入れる。「甘っ!」
農家のおじさんがオススメしてくれたワイピオ渓谷へ。ハワイ島の北部は夜間は冷えるらしくふたりはしっかり上着を着ている。

そこで警備していた人の伝手で車を用意。渓谷の下まで降りる。王族も住んでいたという豊かな土地。ノニの臭いをかがされて「Bad smell !」

まさみとあさみは「ラスト・フレンズ」で仲良くなった。20代前半にしてはやりとりが独特で、仲良し少女同士が戯れてる感じ。傍から見るととても子供っぽい。大人の女性として知的なコメントとか一切しない。ふざけっぱなし。大人の視聴者にはヘンなふたりに見えたかもしれないな…と今回見て感じた。
ハワイ先住民の主食タロイモ畑というものを初めてみた。ちょっとイメージと違う。
タロイモから作ったポイという謎食をいただくまさみ。まさみは磐田でおおらかに育ったのだが、わりとA型らしい几帳面さもみせる。とうもろこしの毛は入念に取り除くし、ポイを指につけて舐める場面で一瞬の躊躇が見られた。
 
ホノカアの街の食堂で夕食。店の主人からマウナケア山(4205m)の話を聴く。
4日目、マウナケア山で夜明けを見るために午前3時に地元ガイドと出発。山に入る前にハワイ人として入山の許しを得る儀式のようなものをする。

しっかりダウンジャケットを着ている。車で天文台のある場所まで行ける。日の出の絶景に言葉を失うふたり。
5日目、旅のゴールである東海岸の街ヒロに到着。「こっちは道も広くて景色もいい!すごく気持ちよかった!」というまさみ。

いつかまさみとあさみが自転車旅した同じルートをたどりたい。巡礼道をたどりたい。と思って12年。もうまったく海外に行くこともなくなったし、もうそんな気力もない。

この自転車旅について、まさみは後にラジオでも語っていたのだが、相当にキツいものだったようだ。たぶん、一番体力がなかった時期。すごく痩せてるし色が白い。
健康的なまさみも好きだが、ちょっと不健康そうなまさみも、どういうわけかさらに魅力的w
この数か月後の「笑っていいとも」出演時には、あまりの細さで観覧客と視聴者をざわつかせる。「岳」撮影時と「わが家の歴史」記者発表のころはガリガリ。あきらかに痩せすぎだった。

この時期のまさみはよく「ほうれいせん」と揶揄されたりもした。短編映画「冬の日」のときは誰が見ても顔のコンディションが悪かった。だが、それはすべて「モテキ」の跳躍のための助走。

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