2021年5月10日月曜日

土屋太鳳「春待つ僕ら」(2018)

「春待つ僕ら」(2018 ワーナー)を見る。主演は土屋太鳳と北村匠海(DISH//)。監督はおなじみ平川雄一朗。

またしても土屋太鳳ヒロインのスウィーツバスケ青春映画。自分、このジャンルを見すぎてて、どの土屋がどの映画だったのか全然思い出せない。土屋太鳳主演映画が多すぎる。土屋はスウィーツ映画の女王。

「君の膵臓を食べたい」ブレイクで北村匠海が超絶売れてる時期。女子たちをキャーキャーいわす学園のバスケ王子さまF4(磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友)そこのフォーマットは変わらない。

友だちのいないヒロイン美月は幼いころに一緒にバスケをやっていたあやちゃん(小関裕太)は今も心の友。浅倉くん(北村)らのバスケの試合を応援に行ってあやちゃんと再会。え、あやちゃんって男だったの?しかもインターハイ常連強豪校のエース。でもって美月をめぐって浅倉くんとあやちゃんによる恋の三角関係。昔からよくみるベタ展開。
あやちゃん(小関)が初登場から受け付けないw 金髪ロン毛、襟足が長い。風貌が個性的すぎ。自分の事をあやふやにしか覚えていない女子にニヤツキながら近づいてきて平気でハグするようなアメリカナイズド野郎。朝倉くんたちの試合を観戦してると隣に座ってきて、頼んでもいないのに解説者。これ、タッチにおける新田みたい。

土屋太鳳が出てきた瞬間からビシッと美少女。さすがだ。なのに教室内で誰も友だちのいないキャラっておかしい。カフェでバイトして高校生男子から告られる…かと思えば人違い。「コイツじゃねえよ!」超絶失礼な辱め。

この職場カフェが勤務が緩い。朝倉くんらのたまり場になる。土屋はモデル体型じゃないところが逆にリアル日本JKで良い。
カフェバイト先輩に泉里香がいる。この人を見ると「バイト探しならIndeed」とか言いそうに見える。土屋も泉も胸でかい。

ヒロインが勇気を奮い起こしてきて話しかけてきたのに適切な会話を返さないクラスメート女子たちなんなの?
ヒロイン美月が教室で寝てる朝倉くんに大声を出してみるシーンとかなんかヘン。
女子たちがキャーキャー言ってる体育館に行ってみるとミーハー女子たちに突き飛ばされるとかお約束のよく見るシーン。ファン同士の争い。

ヒロインにはレイナ(佐生雪)という唯一のクラスメート友人ができるのだが、この子のキャラが面白い。ちょいトリッキー友人。スマホ壁紙が朝倉ら4人。
「ファンなの?」「私はもっとクリエイティブな目で見てるから」「ちょっと意味が…」「これ、隠し撮り?」「下世話な言い方しないで」「私はそのへんのファンの女たちとは違うの。もうひとつ上のステージにいるから」笑った。ここはすごくセンス良い。
このふたりのやりとりが面白い。土屋太鳳は生真面目シリアス顔がお笑いコントにすごく向いている。そこ、稀有な才能。

試合に負けた後の4人が暑苦しく言い合いしすぎ。え、そこまで熱心に練習してたっけ?茶髪で放課後ちゃらちゃらしてるのに?
その一方でヒロインが頑張るのが作文コンクール?ある意味リアル女子高生なのかもしれない。

なんか、すごく理想的な高校生男女の青春劇。おそらく視聴者のほとんどが女子中高生の映画。たぶん期待したものがそのまま出てくる映画。まったく期待しないで見たのだがそこそこ楽しめた。
とにかく土屋太鳳が立派だ。たぶんどこに出しても恥ずかしくない子。
仕事しながら8年かけて日本女子体育大学を卒業したことも立派。ドラマに映画に大活躍。ひょっとしてすべてのオファーを断らずに受けている?

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