2021年5月14日金曜日

アズミ・ハルコは行方不明(2016)

引き続き松居大悟監督の「アズミ・ハルコは行方不明」(2016 福岡放送、ファントムフィルム)を見る。
主演は蒼井優と高畑充希。同名の小説の映画化。これも松井監督らしいグダグダした日常ドラマか?

蒼井優はもう2000年代初頭のような可愛らしさはまったくない。蒼井優のシーンは静か。
一方でギャル役高畑充希太賀葉山奨之の街の壁やガードレールに蒼井の肖像をスプレー塗料缶で汚していくシーンは騒々しい。高畑らの成人式晴れ着姿がほぼ花魁。太賀とセッ〇ス。
太賀は何がそんなに面白いんだ?というぐらいテンション高く笑いっぱなし。ツイッターでたまにみかけるバカ。

高畑のセンパイキャバ嬢が菊池亜希子。菊池のほうがキャバ嬢っぽい。菊池は蒼井と友だち。

蒼井は家族と住んでいるのだが、買い物に出かけた先のドラッグストアレジバイトの男(石崎ひゅーい)と久しぶりに再会。蒼井もセッ〇ス。
加瀬亮は街角交番の警察官。安曇春子の失踪人の張り紙。勤務中になんか食ってるなよ。

少女たちが独り歩きの男性を襲撃するバイオレンス映画?意味わからなすぎ。ひょっとして原作読んでないと無理な内容?
この映画もなんだか時系列バラバラで視点がよくわからない困惑の内容。This is 近年の日本映画!という雰囲気。

蒼井の職場(プレハブ小屋事務所)の上司の話題がセクハラばかりで酷い。口を開けば「彼氏できた?」こいつらは何も仕事してない。何もかもが最悪。
給料の手取りが13万。社長と専務は100万。「これが資本主義よ」
見ていて何もかもが不愉快。日本庶民の置かれた環境はだいたいこんなものかもしれないが。

女性失踪事件の顛末記。結局最後まで見ても爽快感も何もない意味不明前衛映画。もうみんな死んでほしい。

主題歌はチャットモンチー「消えない星」。調べてみたらチャットモンチーは2018年6月にシングルを出してひっそりと解散。

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