2020年4月9日木曜日

FLOWER FLOWER「ターゲット」(2020)

3月25日にFLOWER FLOWERの最新アルバム「ターゲット」が発売された。前作「スポットライト」から2年ぶりになる3枚目のアルバム。

初回盤を選択。これ、なんと7100円+税という高額CD。なんと特典Dicsが2019年インコツアーの10月20日Zepp DiverCity公演を収録したブルーレイがつく。ファンとしてはこちらしか選択肢がない。
てっきり初回盤いうても3,800円ぐらいのつもりでいたので泡喰ったw ブルーレイが特典だと、今後の新譜CDはそんな価格になるのか。これはそうそう初回盤は買えないかもしれない。

自分はもうとっくにCDを予約して買ったりしない。だが街まで出る気が起こらない。Amazonに頼った。映像特典Dicsがつく盤は1000円以上安いし。なのでポスターとか特典を何も得ていない。

今回はフラフラがさらに自由度を増したアルバム…だと広く言われている。そして、どの曲もライブを意識した曲。強い日差しの下、酒飲んでフラフラになった朦朧とした状態で爆音で浴びたいような曲ばかり。自分だけかもしれないけど。
ようやくiTunesに取り込んだので聴き込んでいく。
  1.  昨年秋のZepp公演で聴いた曲。これは先行配信されてたんだっけ?もう自分はそういう前後関係とか、音源持ってたっけとか、記憶が混乱している。
  2.  MV公開からMステ、CDTVライブ!ライブ!でも披露された話題の曲。ライブを意識したものなのでライブで見ることが楽しみ。
  3. Sunday いままで聴いてきたあらゆるyuiとも異なるタイプの曲かもしれない。歌詞はゆるいyuiのそのまま生活と思想。
  4. 人魚 yuiボーカルを耳でじっくり味わうような曲。自分はNOKKO「人魚」を連想。
  5. 熱いアイツ feat.ミゾベリョウ(odol) 小籠包食べたいで1曲作ってしまった飯テロ曲。フラフラ史上初めてのフザケてしまった中華テイストファンク。
  6. 愛のうた この曲は2012年から弾き語り形態でやっていた曲らしい。自分はなんとなくしか知らなかった曲。「宝物」と対をなす1曲かもしれない。
  7. 浄化 初めてタイトルを聞いたときジョーカーと聞き間違えた。これもライブで聴きたいような曲。なんと仮タイトルは「ガンダム」。YUIの口からガンダムなんて一度も聞いたことないw 本人によれば「攻殻機動隊」イメージ。争いの絶えない不幸な世界のことを歌っている。まふまふは弾いていてかなり手首がつらくなる曲らしい。
  8. 砂浜 これはYUI時代のYUIのアルバムにあったとしても普通に馴染むような曲。砂浜がどこの砂浜なのかは不明。
  9. ベン 事前に出たロキノンのインタビューなどによればyuiも含めて4人ともみんなベン・フォールズを聴いていたらしい。それ初耳。青春だったとか言ってるけど、自分は今も普通にベン・フォールズ聴いてるから!w この曲は仮タイトルからベンだったらしい。冒頭yuiの自由さに自分は樹木希林イズムを感じた。強いて言えば「Song For The Dumped」という曲が雰囲気で似ているかもしれない。
  10. 旅の途中 夏フェスセットリストの最後に聴きたいような曲。もうなにもいらなくなる曲w 5分ぐらい延々とアウトロやってほしい。
  11. ふたり feat.ミゾベリョウ(odol) 「抱きしめ合ってとろけてくチョコレートみたいに」これまでのYUIにはなかった官能世界w 今回のアルバムはまさかメンバー外ボーカルとのfeat.曲が2曲もあろうとは事前にまったく予想できなかった。ツアーにミゾベは帯同するんだろうか?おそらく野音のみのゲスト出演? 
  12.  吐息成分の多いyuiボーカルを堪能する味わい楽曲。「君が死んでも変らない朝がやってくるだけなのさ」と歌う。アルバムの最後にふさわしい1曲。
そして特典Discブルーレイ。いつの間にかもう世間はみんなブルーレイを再生できる環境なんだな。

Zepp DiverCityをギッシリ満員にできるのは人気バンドと言っていい。yuiは4人の子どものおっかさんなのに前の方は若い男子が多いな。
「素晴らしい世界」でyuiはカメラ目線で指を刺す。まるでアイドルみたいだ。

収録されている内容は見てきたものと同じなので、とくに新たな感想はないのだが、なんとアンコールもふくむ全曲フルで収録。あのRolling starまでも収録。これはツアーに行けなかった人にも大満足だ。

ライブにおける「バイバイ」の、ギリギリを攻めるyuiのきまぐれ度が、年々強まってる感がする。そしてバンドメンが探り探り即興で合わせていってる感。
あと、ライブにおける「ひかり」はyuiとメンバーが楽しそうだ。

よく覚えていることもある。忘れてしまっていたこともある。見て来たライブを完全な形でまた再び見ることができる喜び。
4月の中止3公演は振替日が決まったが、振替公演すらも心配。そして5月日比谷野音公演以下も続々延期が決定。
今後我々は多くのものを失っていくのかもしれない。もうこの国はダメかもしれない。

PS. (4月15日追記)yuiとFLOWER FLOWERの地方ラジオ局出演は四国、東北へ。(Special thanks to nowayyui-san.)

4月9日 RNB TIPS

  • アルバム告知
  • 初めてデュエットしました。
  • 去年ツアーで回ったときに感じたことをたくさん詰め込めた。ライブでお客さんの表情を想像して書いた歌詞もある。

4月13日FM新潟 sound splash

  • 新潟は美味しいものがたくさんある。
  • 譲れないこだわりは?「最近は水を多めに飲んでいる。」
  • ターゲットはライブで学んだものをたくさん詰め込んでいる。
  • 6月17日新潟LOTSライブを告知
  • 「夢」をON AIR

4月13日FM岩手 YOU CAN RADIO

  • 4人がコメント出演。「そうです、かっこいいんです。」
  • yuiのすべらない話「feat.をフィアットと読んでいた」「ミゾベさんといるときにもフィアットと読んだ」「ミゾベさんの名前も間違ったことがある」
  • 6月15日仙台ライブを告知
  • 「夢」をON AIR

4月14日FM山形 Rhythm Station MAGIC

  • 4人がコメント出演
  • む「山形は食べ物がおいしいし温泉もいっぱいある。できれば山形に生れたかった。」
  • 最近MAGICを感じたこと?「アルバムをリリースできた。アルバムができるって奇跡。」
  • 「夢」をON AIR

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