2018年11月1日木曜日

広瀬すず「先生! 、、、好きになってもいいですか?」(2017)

広瀬すずの主演作に「先生! 、、、好きになってもいいですか?」(2017 ワーナー TBS)という映画があるので見る。

またしても三木孝浩カントクなのか。既視感のある先生と生徒の学園恋愛少女コミック映画化作品。生田斗真、広瀬すず、竜星涼、森川葵、健太郎、中村倫也、比嘉愛未といったヤングスターをそろえた。しかも主題歌はスピッツ。さすが大手は違う。
広瀬すずは弓道部。日本のドラマ映画では弓道はメジャー部活動だな。すずの弓道シーンが映像として残されて良かった。

教室では光の当たる窓側ヒロイン席。このヒロインは常にきょとーんとした顔して白昼夢でも見てるような表情。髪はもうちょっと長い方がカワイイ。制服も地味。

親友森川葵とのSEVENTEENモデル同士キャピキャピシーンは冒頭からちょっと無理を感じる。みんなやってることが幼すぎてまるで中学生。

女子のいる高校に髪さらさらイケメン風情メガネ男を採用するな!と言いたい。ほらいわんこっちゃない。少女コミックは何度同じ過ちを繰り返せば済むのか。
学校で昼寝するな。先生同士のラブ要素を生徒たちに見せるな。階段でぶつかるな。

冒頭から学校周辺に変質者が出没するという、サスペンスホラーテイストも盛ってくる…と思いきや、意味ないのかよ。これもやはり大人が見るには面白い部分がまったくなく退屈…。
だが、広瀬すずがまさに旬を迎えてる!という圧倒的なかわいらしさを爆発させている。広瀬すずを見るぶんには100点な映画。
あと、アシガールの若君さまこと健太郎、個性派女優の道を歩んでる森川葵には感心。

先生!ってウェディングドレス姿で迫っていくシーンはマンガではいいかもしれないが、実際に映像で見せられると恐怖。
それに誰が見てるかもわからない校舎屋上で抱きしめてキスしてしまうような危機意識と自制心のない先生にも恐怖。

SNSで写真をバラまかれて翌日学校中の噂になってるのを知って「えっ…」ってなってるヒロインに「中学生か!」とつっこみたい。欅坂オタは原田●ゆを連想して嫌悪感。

でも、自分があのツイートを見たら、「まるで映画みたいだな」と称賛のイイネにする。
てか、自分が生田先生だったら「見ての通りです。映画の撮影です」「とても良いカットが撮れました」とか言ってごまかすわ。

校長先生森本レオは生田先生を糾弾する資格があるのか?ってちょっと思ったw 演じてて複雑な心境になっていたかも。
それにそんなことで驚いて話題騒然になってる高校ってレベル低い。自分なら舌打ちひとつでもう関わらない。

最初で入学式、ラストで卒業式、受験とか進路とか重大な問題は一切スルー。これを感動のいい話っぽくするのは無理がある。

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