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2017年4月24日月曜日

長澤まさみ 「屋上のあるアパート」(2011)

2011年の3月21日にTBS系で放送された「屋上のあるアパート」を見る。
自分はテレビを見る習慣を一時的にストップしていた時期だったために、放送時に見ていない。6年経ってやっと見た。DVD化はされてないようだ。現在、TBSのオンデマンドで視聴可能。

吉田紀子脚本、吉田秋生演出で、わりとはっきりTBS色の出たドラマ。30代以上の女性をターゲットにした女性の自立がテーマのドラマか?

就職氷河期になんとかたどり着いた弱小出版編集の仕事も会社倒産で失った27歳OLまさみの暗い打ち明け話で始まるドラマ。阿川佐和子による小説が原作。
この時期のまさみはハッキリ言って男ウケのわるい栗毛マッシュボブパーマ時代。ほぼ同じ時期に「白い息」も撮影。
この時期のまさみは人気低迷期の終わりごろ?と言えるかもしれない。「岳」の役作りのために髪をバッサリ切ったまさみだったのだが、ラジオで「もうちょっと男ウケするヘアスタイルにしたい」とも語っていたw 自分はこのヘアスタイルの時期を「まさみ栗毛美少年期」と呼んでいる。

自分はこういう若者が困窮するトホホな現実ドラマは見るのがつらい…と思って見始めたのだが、現実的でないしそれほど辛くないw わりと恵まれたよい暮らしをしてるしラッキーなヒロイン。

社長に気に入られてフレンチやフカヒレを食べに連れて行ってもらえるような仕事がはたしてあるのか? ま、小説だからな。
就職氷河期に書かれたとは言え、阿川佐和子の世代にこの世代が体験したことはよくわからないだろう。それに阿川は文豪のお嬢様だ。でないとワインやフレンチの感想なんか言えない。
まさみとしては2017年現在これが最後のTBSドラマになっている。坂井真紀、原日出子、秋野暢子、吉田栄作、加藤晴彦といった、まさみにはめずらしい共演者たち。
メガネっ娘まさみが見れるドラマは他では「ガリレオ」「値踏みカメラ」ぐらいか?

これからどうする?料理教室の先生(秋野洋子)から「あなたみたいな世間知らずは1人暮らしをしてみれば?」と言われる。
で、アパートを借りる。これが家賃高そうな良いアパートw
ホテルのようなカードキーのオートロック。引っ越したその日に締め出され、となりの強烈な個性を持ったおばさん(坂井真紀)と出会う。このやりとりがなんだか可笑しい。
まさみはもっと大きな動きを伴う大げさで表情豊かな演技もできるのだが、ここではかなりひかえめ。まさみは大人の女性を意識した演技をしているようだ。

親友がロンドンから出戻り居候したり、ウェブマガジンの会社に再就職したりして、そんな日常ドラマ。思っていたよりも退屈w
親の勧める気の進まない縁談で、ロビーで待ってるまさみがかなり阿川佐和子っぽかった。ただなんとなく流れにまかせて心の声をつぶやくヒロイン。服装がどのシーンでも地味め。

やがて同時に二人の男からアプローチ。実際のまさみも社長やら若手で有能なビジネスマンから日々そんな誘いを受けてるんじゃないかと考えるとブルー。
もっと早く見るべきだった。大人が落ち着いてじっくりみる薄味低刺激ドラマ。長澤まさみの魅力をよく伝えている。

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