2015年4月25日土曜日

新山詩織 「たぶんニートになってた」

新山詩織が「ゆれるユレル」でデビューする直前のインタビューが掲載されたロッキングオンH誌の2013年4月号を360円で手に入れた。「まだ誰も知らない、17歳の揺れる心の声」からほんの一部を引用すると
(中3のとき初めて曲をつくってみて)「自分では絶対曲なんか作れないだろうって勝手に決めてましたね。いつも勝手に決めつけて、何もやらずにっていう感じで。だからやってみて、あ、できるんだって」 
(オーディションを受けたのは)「それは、ほんと単純に、自分が変わりたいなっていうのだけでしたね。このままじゃ嫌だと思ったんです。何もしないままいたら、たぶん、私、ニートとかになってたんじゃないかな(笑)」「絶対もう、ずっと下向いて、何に対しても震えてそうな自分が想像できます」 
「ほんとに、ちっちゃいときからすごい人見知りで。べつにそれもひとつの自分なんだから、そんなに気にしなくていいのにって、まわりからすごい言われてたし。自分でも、そんなちっちゃいこと気にしていても意味ないから、そのままでいいじゃんってわりきって強い気持ちでいこうといつも思うんですけど……でもやっぱりダメだって思ってしまう部分が、たぶん、自分の中にちっちゃく残っちゃってるから、変わりたいと思うんだと思うんですけど……それだけは、今もちょっとどうしてもあると思いますね」
新山詩織、自分の想像以上にうさぎちゃんだった。新山の家にギターがあってよかった。ひとつ人よりも秀でたものがあってよかった。ギター1本持って人前に立つ勇気があってよかった。

「中学時代がほんとにキツイ時期だった」という新山、同世代の子の気持ちを代弁して歌う…?
「代弁しよう、というよりかは、今、自分以外にも、みんながみんな、パーッっていう明るい子ばかりじゃないと思うし。絶対誰だって、ギャルでも、チャラい子でも、すごい静かな子でも、みんな、本音は絶対、人にそんなに簡単に話せるわけじゃないし。この曲(ゆれるユレル)も自分の奥にあったことを書いた曲だから。自分に似たような人もたくさんいると思うし、共感というか……ああ、私もこんな気持ちのときあるって思って、ああ、私だけじゃないんだって思ってもらえたらいいなっていう気持ちはありました」
というわけで、新山詩織というシンガーを的確に示していると思われる発言をまとめてみた。
今年は7月に東名阪で2ndツアーが決定している。新山のライブには同世代より上の男が多い気がするので、女子中高生たちもぜひ新山を聴いてくれ。みんなで新山を守ってやってくれ。

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