2015年3月20日金曜日

続 愛と誠(1975)

くだらないかなと思いつつ「続 愛と誠」(1975 松竹)も見てしまった。主人公・太賀誠が西城秀樹から南条弘二という人にチェンジ。早乙女愛は早乙女愛のまま。そりゃそうだ。

青葉台高校から花園実業に転向した誠と愛。学園を仕切るスケバングループとの抗争を描く……、ってバカすぎる内容。それにこのシリーズは早乙女愛のお色気テニスシーンがお約束なのか?

三池版「愛と誠」では大野いとだった影の番長がなんと多岐川裕美(多岐川華子のお母さん)だ。曲芸レベルのナイフ投げの名人wでラスボス。熱血体育教師(ウルトラセブンのモロボシ・ダン役の人だ!)を「キ○ガイ病院送り」の血祭り。もう完全に犯罪じゃん!

三池版「愛と誠」の中であったガムコのパンツもろだし逆さ宙吊りのシーンはこちらにもそのままあった。多岐川の用心棒的な「白痴ゴリラ」役の男がちょっと体がでかいだけで普通すぎて笑う。あの岩清水は出てこなかった。

スケバンとは言っても見た目はわりと普通。この時代は「北斗の拳」みたいなメークにはなりようがない。「お父さんが入院」と嘘情報を流して警察署前でタクシーで拉致とか酷すぎ。大人は何をしてる?!職員室で教師たちが話し合ってる内容がまるで教師が言うようなことじゃなくて酷い。

早乙女愛の目の前で太賀誠をスケバンたちが「スペシャル・リンチ」という名の拷問。まるで定食みたいに言う。

太賀誠が裸でムチ打たれるシーンが長いな。「誠さん、謝って!死んだりカ○ワになるよりかマシよ!」とか、放送したらピー音だらけになる脚本だ。結局ピンチを自力で脱するわけでもなく、多岐川が真実の愛を目の当たりにして勝手に「負けた…」とか言って夜明けの海に身を投げて自殺。なんという暗い展開…。意味不明。完結編も見ようかどうか迷ってる。早乙女愛のYUI似っぷりが面白い。

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