このブログの記事を検索

2015年2月22日日曜日

愛と誠(1974)

70年代に大人気だったというマンガ「愛と誠」は、2012年の妻夫木聡&武井咲主演の三池崇史カントクのリメイク作によって、初めてその存在を知った。

西城秀樹初主演映画の「愛と誠」はツッコミどころ満載のめちゃくちゃな映画だと聞いていたのだが、自分の認識は間違っていた。三池カントクのリメーク「愛と誠」のほうが圧倒的にめちゃくちゃじゃん。

オリジナルを見てみようという感覚で「愛と誠」を見たのだが、確かにちょっと変な映画なのだが、三池版ほどじゃない。そもそも三池はなぜミュージカルにした?この映画を見ている前提でのパロディ?

武井咲の早乙女愛は勘違いサイコパスお嬢様コントだったが、こちらの早乙女愛は常識人。そして、どう見ても高校生じゃない岩清水弘、三池版では斉藤工だったのだが、「僕は君のためなら死ねる」というたびにスリッパで叩かれるのがデフォだと思っていたら違うのかよ。熱くてくさい台詞を吐くだけだった。みんな真面目に熱演している。ちなみに、斉藤工という俳優が自分的にブレイクしたのは三池版の岩清水役だった。

この映画の美少女ヒロイン早乙女愛はオーディションで4万人の中から選ばれたそうだが、暗い表情の棒演技が今見るとすごく新鮮!それに、「たった今すごく不味いものを食べました」というような表情と眼差しがCAN'T BUY MY LOVE のころのYUIの雰囲気にクリソツ!これはヤバい。

映画のクライマックスが河原で石を投げ合うって、暗くてぜんぜん見えない…。石に当たって倒れた早乙女を抱きかかえて大賀誠が歩き出すところで突然終わり。ええぇっ?!

この映画は後に続編が2作も作られた。映画での役名がそのまま芸名になった早乙女愛はこの時代の人気アイドルだったらしい。調べてみたら2010年にアメリカで亡くなっていることを知った。享年51、ご冥福をお祈りします。続編も見ようと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿