2014年1月7日火曜日

FASHION STORY~Model~(2012)

本田翼への注目度が爆発していた時期に公開された映画「FASHION STORY―Model―」をようやく見れた。

各人気女性ファッション誌の専属モデルたち総出演の、華やかなファッション誌編集部と専属モデルたちを一部ドキュメンタリーふうに描いたもの。

だが、何も驚きも刺激もない標準的なテレビドラマ的な1本。もし本田翼が大ブレイクしていなければ、それほど注目されなかったかもしれない。

人気モデルを夢見てバイトに励むヒロインの姿は少し前の本田の姿そのもの。夢をつかむんだ!つらいこともあるけど負けないで頑張れ!仕事とはこういうことだ!という少女たちに向けた1本か。

本田翼の演技には何も言うまい……。着物姿がかわいい。河北麻友子はどこかふわふわした、恋に悩むモデル役ということだが、何も印象に残らなかった。

印象に残ったこと……といえば、モデル撮影現場の雰囲気が異常に悪い。若者たちが一生懸命に考えて準備したことを、気分ひとつで変更を指示していく業界の偉い人。モデルを太ったという理由だけで切り捨てていく偉い人。参謀たちを従えて、まるで織田信長か!?戦国武将か!という編集長。仕事とは、社会とはこういうことだ、という少女たちへの教育的メッセージか?下っ端将校たちがびくびくしてて自分の判断に自信がない感じ、余裕がない感じが見ていてつらい。こんな職場、すきな仕事だとしても絶対に嫌!モデルってこんなにもストレスを感じてるのか。
この映画を撮影していたときの本田翼は、モデルとしてのベストの状態よりもややふっくら加減が目立ってたかもしれない。



ヘアメイクばっちり映画女優モデルビューティー本田翼と
すっぴん普段着リラックス本田翼とのギャップがすごい。

本気を出せばめちゃめちゃキレイ。しかし、普段の本田はこんなにも普通。これは男にはたまらないわ~。ちょちょ、胸元、気をつけて!

女子たちから人気がなければ女性誌で看板は張れない。だが、女性モデルの世界で本田翼は「男ウケ最強」の呼び声が高い。

面倒くさがる性格と趣味がマンガとゲームだけという部分が男子たちにプレッシャーを与えない。オシャレな店に連れてかなくていいかもしれないと。ま、幻想かもしれないが。

男ウケでは佐々木、桐谷と並んでnon-noモデル史上最強かもしれない。

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