
2008年から2009年にかけて、東京初ワンマンから武道館、以前はよくサカナクションを追いかけていたのだが、今回もまた幕張という節目のライブを欠席してしまった。う~ん、お金は無限あるわけじゃないので仕方があるまい。シングルも買わないでしまっていた。このシングルCD「ルーキー」(2011 ビクターエンタテインメント)を200円で見つけたので即レジへ。montageという曲のCD-EXTRAが収録されているが、まあ、そんなに何度も見る気にはならない。今年の夏フェスでサカナが出ない北海道のフェスに行ったとき、サカナティーを着た若者の多さに驚いた。サカナが出ていないのにだ。このバンドは初めて見たときから特別な存在だったが、すでにそういう位置にいる。そのフェスの帰り道、飛行機に乗るため2日目を早めに切り上げて、夕暮れの北海道の高速を走っているとき「ルーキー」をカーステでかけたら、「すっごく風景に合う!」と友人と意見が一致した。シングル曲の中でセントレイと並んで1番好きかもしれない。
行かないで
見渡して
羽ばたいて
口ずさんで いつか
言わないで
思い出して
羽ばたいて
口ずさんで いつか
山口一郎を見ていると、苦しんでないかな、といつも心配になる。いろいろなものを削って楽曲を作っている感じがする。「ルーキー」のこの部分を聴くとハッとさせられる。彼の詞作のすべてに共感できるわけではないが、この曲は口ずさみたくなる何かがある。
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