歩き始めて気管支と胸がいつもの調子じゃないことを感じ始めた。
とにかく登山口からすぐに急な登りがつづく。これは今まで登ったどの山よりもキツく感じた。
1時間30分のとてつもなくキツい登りをやっとのことで上りきると、一番上の写真の眺めが得られるサス沢山(940m)の山頂だ。風が肌を切るように寒かったが、このときは汗がにじんでいた。左手奥に大菩薩嶺、右手奥に雲取山がくっきり。この日は好天で日曜日。7組ぐらいのグループと遭遇した。ところが、‥
我々は雪道に対処できる装備を持ち合わせていない。自分は今まで雪道は慎重に避けてきた。
しかし、もうちょっと進めばなんとかなるかも、という希望的観測で。
下りが怖くて慎重にゆっくり降りる。
山頂を断念したのあまりない。しかし、ストックもアイゼンもない。どうしようもない。関東地方は真冬でも秋山の装備でなんとかなることが多かったけど、こんなに雪があっては自分にはもうこれからの季節は無理だろう。
下り道が限界にキツかった。急勾配過ぎるし歩きにくい。よくこれだけの距離を登ったなぁと後悔しながら下る。足が痛い。
その後、15時30分ごろダムの駐車場へ戻り、温泉につかって友人宅に戻ることにした。
寒かった。
0 件のコメント:
コメントを投稿