2011年12月11日日曜日

奥多摩湖、小河内ダムから御前山を目指したが(>_<)

Img_5224
昨晩、月を見ていた友人が山へ行きたいと言い出した。寒くて天気がいいので景色もよくて楽しい山歩きができそうだとのこと。普段は公共交通のみで山に出かけているので、今回は車じゃないといけない山を選ぶことにした。相談の結果、御前山(1405m)を選んだ。

Img_5220 小河内ダムに車をとめて、奥多摩湖を右手に見ながらダムの上を歩く。左手奥に御前山への登山口がある。それにしてもこの日の朝は寒い。落ち葉が霜で凍り付いている。このとき朝の9時ごろ

歩き始めて気管支と胸がいつもの調子じゃないことを感じ始めた。

とにかく登山口からすぐに急な登りがつづく。これは今まで登ったどの山よりもキツく感じた。



Img_5238 これが目指した山だった。登り始めたときは気がつかなかったが、よく見ると山の上のほうは白い。

1時間30分のとてつもなくキツい登りをやっとのことで上りきると、一番上の写真の眺めが得られるサス沢山(940m)の山頂だ。風が肌を切るように寒かったが、このときは汗がにじんでいた。左手奥に大菩薩嶺、右手奥に雲取山がくっきり。この日は好天で日曜日。7組ぐらいのグループと遭遇した。ところが、‥



Img_5229 1000メートルを超えると、そこから先は雪道だった。

我々は雪道に対処できる装備を持ち合わせていない。自分は今まで雪道は慎重に避けてきた。

しかし、もうちょっと進めばなんとかなるかも、という希望的観測で。





Img_5231 写真だとよくわからないかもしれないが、これで限界ギリギリの急斜面。普通の登山靴では、ギリでなんとか登れても、下りが危険すぎるということで山頂を断念。1300メートル地点で引き返すことにした。

下りが怖くて慎重にゆっくり降りる。







Img_5233 なんとか落ち着ける場所で昼ごはんにする。お湯を沸かしてカップめん。まあ、冬枯れの山を眺めながら、冷たい空気を肌で感じながらめんをすする。

山頂を断念したのあまりない。しかし、ストックもアイゼンもない。どうしようもない。関東地方は真冬でも秋山の装備でなんとかなることが多かったけど、こんなに雪があっては自分にはもうこれからの季節は無理だろう。



Img_5230 あまりうまく撮れなかったが、富士山がみえる。雪が深いところを除いては、両側の景色がいい尾根道。だが、・・・

下り道が限界にキツかった。急勾配過ぎるし歩きにくい。よくこれだけの距離を登ったなぁと後悔しながら下る。足が痛い。

その後、15時30分ごろダムの駐車場へ戻り、温泉につかって友人宅に戻ることにした。

寒かった。


Img_5223

0 件のコメント:

コメントを投稿