2011年5月11日水曜日

プレヴィンのトゥランガリラ

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じゃあ、次にトゥランガリラ交響曲。メシアンの一番有名な曲。聴く人によってはかなりヘンテコな印象を受けるかもしれない大作。普段ドイツもの中心に聴いている人にも、現代音楽をがっつり聴いている人からも総スカン。自分ぐらいにちょうどよく楽しく聴ける。

謎の楽器オンドマルトゥノを聞ける手っ取り早い手段はこの曲を聴くこと。ジャンヌ・ロリオとミシェル・ベロフをキャスティングしてプレヴィンが1977年ロンドン交響楽団と残した輝かしい記念碑的仕事。

この2枚組みLPは7年ぐらい前に700円で街をほっつき歩いててたまたま出会ったもの。自分が持っているすべてのレコードの中でこれが一番音がいい。ジャケットの紙は酸化していても盤自体はまったくの新品同様。あまり聴かれてなかったようだ。演奏は適度に荒くていきいきしたいい演奏。今まで自分が聴いたこの曲の録音で一番魅力を感じた1枚。

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