YUIと山本祥子の対談形式による、おそらくもっとも詳しい全曲解説。
これもすでに持っていたけど、表紙がゆずで全然見た覚えがなくてつい105円でゲット。部屋を掘り返したらやっぱり出てきた。
非常に内容が豊富ですべては紹介できない。印象に残った部分だけ抜粋
「YUIはDaydreamerというより、Fighterのイメージがあるんですけど(笑)」
「いやあ、実際はよくウジウジしてますよ。無理するのもなんなので、くよくよする時はホントにくよくよするし。そのぶん、やる時はダーッとやりますけどね」そのやるときはやる度合いが凡人とは桁違いなんだろうな。
「How crazyの”わかったようにアタシのこと話すのはやめてよ”のドッキリ感とはまた違って、これ(Love is all)はもう曲ごとズシッときました。」
「”How crazy”は映画の撮影の後だったので、”また女優をやりたいですか?”とか、プライベートなこととか、ホントに音楽と関係ないことをたくさん聞かれて。一番大切なのは音楽なんだってことを歌にしたいなぁと思って書いたんですけど。”Love is all” の場合はもう、心を込めて作っている作品を大切にしたいっていうところで。愛のある言葉だったらいいことも悪いことも心に響くけども、愛のない言葉っていうのはホントにザックリ冷たく切りつけるものだから、やっぱり悲しいっていうふうに思って、うん」うわあ、新曲のインタビューでプライベートのこととか聞くんじゃねーよと音楽ライター達をけん制している強いYUI そして、言葉の暴力を批判 以後、インタビュアーたちはみな震え上がることになる
「Am I wrong ? の”電話が鳴る 一時中断しただけで 笑ったりよくできるなと 見ていた” という視線が、実にYUIっぽい。」
「ホントにそのまんまなんですもん。すごく真剣な話をしている時に、ケータイがピーって鳴って、ちょっと待ってって出た瞬間、”アハ お疲れ様です”とか言ってると、なんだろう・・・みたいな。すごく不思議に思ってた感情をどうしても入れたかったんですね。この歌のストーリーにもハマると思ったから。そして不機嫌なだけだと思ってるんでしょう?っていうのも、AメロのYESかNOじゃ言えないことってある、だったりとかも、普段感じてることをリアルに書いただけなんですよ」
「しかしそれでも明日も曲は作るし、守るべきひとつはずっと変わらない。」
「そうですね。ここだけは守りたい大切なものっていうのがあって。ホントは困らせたくないけど、でもどうしても通じ合えないことってあるから、”わかりあえないね あなたとは”って、もうガツッと言っちゃう。うん。譲りっぱなしだと自分を見失ってしまうし、音楽の幅も狭まっていくと思うし。分かち合う部分と、守るべき部分、やっぱりどっちもあるよねっていう想いを込めたかったんです」自分はAm I wrong ? を初めて聴いたとき、てっきりこれはスターダストとかソニーミュージックとかのちゃらいジャーマネとかお偉いさんとかを皮肉りながらも、音楽道へ突き進む決意を歌った曲だとばかり思っていたのだが、けっこう近藤ひさしとの日々の製作上のバトルをさしているのかも、と今になって気がつき始めた俺。
話は変わるが、WALKMANの「君の知らない音プロジェクト」でスウェーデンを訪れるYUIのニット帽姿が可愛過ぎるだろう!あのスウェーデン人と一緒にいると、YUIがすごく子供っぽく見える。
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