3月16日19:30開演の部へ出かけてきた。
想えば半年前 ⊿ツアーアリーナ公演大阪の直後特設ブースでファンクラブに入会した大きな要因がこのライブツアーだった。長いこと待ち続けてようやくその日がきたわけだが 当時とはずいぶん自分の心境に変化が起こっていた。
初めてPerfumeを聴き始めてから4年目を迎えるわけだが、初めてこの3人を発見したときの驚きと興奮とワクワク感はもはや自分の心の中に残っていない。
「リニアモーター・ガール」「コンピューター・シティ」「エレクトロ・ワールド」「チョコレイト・ディスコ」と次々とリリースされていた当時、それはもうなにもかも新鮮で衝撃的で心の底から震えがこみ上げるほどのワクワクした毎日だった。すごいものを見つけた!と思っていた。
自分にとってそんな感情のMAXは2008年の「Baby cruising Love」「love the world」「Dream Fighter」リリースのころ。
ライブの楽しさMAXが夏フェスと「代々木DISCO×3」のときだったと思う。もうあのころには戻れない。
今日はPOLY武道館の反省から物販で間違いないように開始時間ごろZepp Tokyoへ出かけた。
1時間並んで復刻Tシャツとツアータオルを手に入れた。
「I Love Perfume」復刻Tシャツは初めて見た時欲しい!と思ったけど、自分があまり好きではない襟がゆるいタイプのものでちょっと失望。
その後一度渋谷へもどりタワレコをウロウロ。再びお台場へ戻り友人のFの合流を待つ。
想えば彼をPTAに誘い入れたのも自分だ。このライブのために。
二人とも同一ライブに当選できたのは奇跡に近い。落選した会員も多いというのに。
ヴィーナスフォートのはずれのロッカーで「Perfume見に来た人ですか?Zeppへ連れてって」と右も左もわからないという困った様子の女の子に話しかけられた。東京が初めてとのこと。
「じゃあ付いて来て」となった。
そんなこんなでライブを迎えた。「The best thing」新曲「ナチュラルに恋して」初披露とか「イミテーション・ワールド」「スウィート・ドーナツ」とか驚きもあった。
だが、気持ちが高ぶった瞬間は遂に起こらなかった。後ろで自分を見ていたFも「そんな気がした」という感想だ。さすがにマンネリだ。もはや予定調和の掛け声、振り付けとかまったくする気が起こらない。
周囲は大盛り上がりだったけど、それは1,2年前の自分を見ているようだ。
それにこっちはがっつりライブに参戦しに来たつもりだったが、どうやら「お楽しみ会」という面もありギャップがあったのは否めない。
それはそれで楽しみにしている人も多いとは思うが、やはり音楽をしてくれ!と思ってしまった。
あと周囲の平均年齢の高さにびっくり。初老な感じの人も多かった。ああ、自分もいずれああなるのかな。やはりFCイベント。いい年した男が圧倒的に多かった。
もちろん3人は毎日ものすごく努力してるし、ますますキレイになってるしカワイイし、魅力的になっていると思う。
ファンを楽しませようと努力してよく考えていると思う。何かが自分のなかで変化したとしか思えない。
ただこの変化はライブにおいてだけなのだ。ラジオ等での3人のトークは「神!」と叫びそうになるぐらいおもしろい。
強力な新曲があれば自分のこの感じも変わるのかな?と思っていたが、新曲を聴いた限りとくに新鮮さを感じなかった。
今後ライブで驚きと興奮を得ることは自分には難しい。ひょっとするとこれが自分にとって最後のPerfumeライブになるかもしれない。実は音楽的に心の底から興奮したのは「edge」か「Dream Fighter」の時以来ない。
ただ、この3人は本当にすばらしい人間性をもっていると思うし、本当に奇跡のように話が面白い。
⊿DVDでの「Night Flight」のダンスなんか見ていて涙が出そうになるほどすばらしい!
ずっと応援していきたい気持ちはある。こんなことを考えてしまうのもワンマンに行き過ぎたというのもあると思う。
横浜アリーナ4日も行ってしまったのも原因かもしれない。CDは買い続けていくと思うが。
今日のライブが3月最大のお楽しみだった。これからどうやって生きていこうか。何か楽しいことを見つけないと。
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